【ゲーム株概況(3/17)】2023年1月期の5円増配予想を発表のアピリッツがS高 『モンハンライズ:サンブレイク』の6月発売発表のカプコンが大幅続伸
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3月17日の東京株式市場では、日経平均は上げ幅を拡大して4日続伸し、前日比890.88円高の2万6652.89円と2万6000円台を回復して取引を終えた。ロシアとウクライナの停戦交渉の進展への期待に加え、米FOMC(連邦公開市場委員会)で利上げが決定されるとともに、2022年の政策金利見通しが示され、その不透明感が後退したことが市場の追い風となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アピリッツ<4174>がストップ高した。アピリッツは、2022年1月期の1株当たり5円の期末配当を決定するとともに、2023年1月期は中間配当5円、期末配当5円の合計10円と5円増配を見込むと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、前日3月16日に『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツであるシリーズ最新作『モンスターハンターライズ:サンブレイク』を6月30日に発売することを発表したカプコン<9697>が大幅続伸し、壽屋<7809>やバンク・オブ・イノベーション<4393>、ネクソン<3659>なども強さを見せた。
ANAホールディングス<9202>傘下のANA Xとデジタル広告配信事業で業務提携することが発表されたサイバーエージェント<4751>も3日続伸した。
半面、NJHD<9421>が反落し、大手ゲーム株ではバンダイナムコHD<7832>がさえない。バンダイナムコHD前日16日に終値ベースで9000円台乗せを示現していたことによる目先達成感から上値が重くなっているようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1100億5400万円、営業利益429億900万円、経常利益443億3000万円、最終利益325億5300万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高47億9500万円、営業利益2億3300万円、経常利益2億2000万円、最終利益1億900万円(2022年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174