スクエニ、『資産性ミリオンアーサー』シーズン2の制作を明らかに 「ゲームコンテンツをサービスに統合予定」…「LINE NFT」戦略発表会にて
スクウェア・エニックスは、3月23日、「LINE NFT」戦略発表会にて、NFTデジタルシール『資産性(しさんせい)ミリオンアーサー』シーズン2の制作を明らかにした。
登壇したスクウェア・エニックスの畑 圭輔氏によると「セカンドシーズンでは、デジタルシールの愛着を増す機能や要素をふんだんに盛り込んだゲームコンテンツをサービスの中に統合を検討中。」と今後の展望を語っていた。
同氏によれば、ブロックチェーンやNFTにおいてウォレットの利用に対してハードルの高さが懸念材料だったという。LINE NFTの採用は、日本国民の大多数が『LINE』のインストールを行っている背景、ウォレットの利用の簡便さ、本人確認や管理のしやすさ、UIUXといった様々な面においてのハードルの低さ(利用者の導入のしやすさ)が魅力的だと説明。
畑 氏は「同タイトルでは、"プレス(※1)"や"おまんじゅう(※2)"といった独特の世界観のあるワードを取り込むことで、親しみやすいコンテンツを提供してきた。この路線は維持しつつセカンドシーズンを盛り上げていきたい」と述べていた。
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※1 NFTデジタルシールは「プレス」という行程が設けられており、あらかじめ用意された「背景」や「フレーム」を選びカスタマイズすることで完成する。
※2「OMJ(おまんじゅう)」...NFTデジタルシールを「シールホルダー」に貼っていると貯まるポイント
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)