カヤック<3904>は、この日(5月12日)、ゲーム配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」を運営するミラティブの開発パートナーとして、初めてライブゲームの開発を行うことを明らかにした。昨日、オルトプラス<3672>も参画する旨の発表を行っていた。
今回の取り組みは、ミラティブがライブゲーミング市場の拡大を目指し推進している新規ゲーム先行開発のパートナーとして、Mirrativ上で展開するライブゲームを開発するものとなる。
両社が協働することで、ゲーム配信者・視聴者の交流を活性化するライブゲームを生み出し、日本のライブゲーミング市場を盛り上げていくことを目指す。
これまでのゲーム作りの知見を活かし、ゲームをプレイするだけではなく、ゲームを配信する、視聴する、交流すというゲームとの新しい関わり方をもっと面白く、楽しくするライブゲームの提供を目指す、としている。
カヤックでは、今回の参入にあたって、ソーシャルゲームとハイパーカジュアルゲームチームから新たに17人のライブゲームチームを設立するほどの力の入れようだ。1タイトルで10人以下の少数精鋭チームで3月から企画・開発を進めているという。
アイデア力と技術力、そして機動力を強みとするカヤックのゲームクリエイターたちが主体的に数多くのアイデアをミラティブに提案し、そこからライブ配信に最適なゲームに絞り、2022年夏から順次リリースを予定している。
■株式会社ミラティブ代表取締役 赤川隼一氏からのコメント
ゲームとライブ配信の融合である「ライブゲーミング」は、 10数年前にソーシャルゲームが業界を大きく変えたように、 2020年代のゲーム体験とゲーム産業にとってのビッグトレンドになると確信しています。
そんな「ライブゲーミング」に、 長年、 ソーシャルゲーム・ゲームコミュニティ・ハイパーカジュアルゲーム・eSportsとの取り組みなど、 時代にあわせて最新のゲームとコミュニティのトレンドを作って来たカヤック様とともに挑戦できることを心から嬉しく思っています。 ユーザーに新しい面白さを届けていけるのを楽しみしています。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- ミラティブ