ガンホー、第1四半期(1~3月)決算は売上高17.8%減、営業益29.0%減に 『パズドラ』10周年を記念した施策を2月に実施
-
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、5月13日、2022年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、2ケタ超の減収減益となった。
売上高239億5400万円(前年同期比17.8%減)
営業利益75億700万円(同29.0%減)
経常利益79億900万円(同27.7%減)
最終利益48億2200万円(同28.8%減)既存ゲームは、『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)で引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなど追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的にアップデートおよびイベントを実施し、MAU(月次アクティブユーザー数)は引き続き堅調に推移した。
『パズドラ』は、2022年2月20日にサービス開始から10周年を迎えたことから、10周年を記念したイベントを実施しており、アクティブユーザーの活性化に取り組んだ。また、『パズドラ」10周年記念作品として、Nintendo Switch向けパズルRPG『PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition』を2月20日に発売した。
Nintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、コラボレーションイベントやオンライン大会の実施、テレビアニメの放送、幅広いクロスメディア展開の実施、グッズの販売など、ユーザー層の拡大に引き続き取り組んでおり、堅調なMAUを維持している。
新規ゲームについては、6月28日に日本でサービスを開始したスマートフォン向けMMORPG『ラグナロクオリジン』は、引き続きアップデートおよびイベントの開催を行ったことで、MAUは安定推移している。
子会社の事業は、Gravityおよびその連結子会社が配信しているRagnarok関連タイトルは継続的なアップデートおよびイベントの開催により、引き続き連結業績に寄与した。
■2022年12月期予想は非開示
なお、2022年12月期通期の連結業績予想は非開示。同社は、コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765