【ゲーム株概況(5/24)】国内証券が目標株価引き上げのバンナムHDが3日続伸 カインズと資本業務提携のカヤックは往って来いに ドリコムは3日ぶりに反落
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5月24日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比253.38円安の2万6748.14円で取引を終えた。前日の2万7000円台乗せで目先達成感が出たことに加え、米国の金融引き締めなどへの警戒感も強く、朝方から軟調な推移が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>が続伸したほか、グリー<3632>やミクシィ<2121>、東映アニメ<4816>が買われた。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1万2300円から1万2900円に引き上げたバンダイナムコHD<7832>が3日続伸した。
ワンダープラネット<4199>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>もしっかり。
半面、ガーラ<4777>が5日ぶりに大幅反落し、enis<3667>やコムシード<3739>の下げもきつい。
カヤック<3904>は、前日5月25日に発表したカインズとの資本業務提携などが評価され、朝方は回が先行したものの、約21億円の資金調達に伴う株式価値の希薄化への懸念もあり、買い一巡後は次第に売り物に押される形となった。
この日の後場場中に2022年2月にサービスを開始した『ミコノート はれときどきけがれ』のサービスを2022年7月に終了することを発表したドリコム<3793>も3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832