セガサミーHD、『プロジェクトセカイ』が「既存ゲームの減衰補いF2Pの売上は右肩上がりに」 F2Pの23年3月期の新作は少なめ、クロスPF対応も順次検討
セガサミーホールディングス<6460>は、2022年3月通期の決算説明会の質疑応答で、スマートフォンゲームやPCオンラインゲームなどの「F2P」タイトルの売上高について、『プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat. 初音ミク』の好調で右肩上がりに伸びている、とコメントした。
2022年3月期におけるスマホゲームやPCオンラインゲームなど「F2P」タイトルの売上が前の期比3.1%増の558億円だった。第4四半期(22年1~3月)に限ると、前年同期比14.5%増の150億円だった。
同社によると、ゲームタイトルの開発期間の長期化に伴い、リリースのペースが遅くなるなか、『プロジェクトセカイ』が既存タイトルの減衰を補っている状況だという。2023年3月期においては、端境期のために新作リリースが少なくなる見通しだ。
なお、クロスプラットフォームについては、『PSO2 ニュージェネシス』などは順次対応を広げており、それ以外のF2Pタイトルについてもタイトル毎にどのようにプラットフォームを拡大していくかを個別に検討する、としている。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460