アイモバイル<6535>の第3四半期累計(21年8月~22年4月)の連結決算は、売上高119億8400万円(前年同期比25.0%増)、営業利益36億8300万円(同22.8%増)、経常利益37億9000万円(同25.6%増)、最終利益26億2500万円(同30.2%増)だった。主力のふるさと納税事業「ふるなび」が会員数と寄付額ともに伸び、引き続き好調に推移したことに加え、アプリ運営事業やメディアソリューション事業も伸びた。
・売上高:119億8400万円(同25.0%増)
・営業利益:36億8300万円(同22.8%増)
・経常利益:37億9000万円(同25.6%増)
・最終利益:26億2500万円(同30.2%増)
セグメント別の状況は以下のとおり。
(コンシューマ事業)
売上高は88億4800万円(前年同期比129.6%)、セグメント利益は26億0500万円(同128.0%)と大幅な増収増益となった。
主力のふるさと納税事業「ふるなび」は、制度の認知拡大による市場の成長に加えて、契約自治体数や返礼品数の増加、TVCMの放映や、SNSなどのWEB広告を活用した新規会員獲得施策及び、リピーターへの需要想起施策を実施したことで、会員数、寄附件数共に増加し、寄附受付金額は前年同期を大きく上回る結果となった。
また、再生可能エネルギー由来の電気を利用した場合の電気代の支払いに利用できる電力返礼品の取り扱いを開始すると共に、飲食や宿泊を体験できる独自返礼品の契約自治体数も順調に拡大している。さらに、キャッシュレス決済に使える各種ポイントサービスなどへ交換可能な「ふるなびコイン」の交換先を拡充するなど、さらなる顧客利便性の向上を図っている。
(インターネット広告事業)
売上高は31億4900万円(前年同期比113.5%)、セグメント利益は11億6400万円(同118.0%)と増収増益となった。
成長強化領域であるアプリ運営事業やメディアソリューション事業では、広告主の決算期に伴い増加する需要の取り込みや大手顧客の獲得に成功し、業績は堅調に推移した。また、アドネットワーク事業においても、高い広告効果の維持を実現したことにより、海外売上の増加や大型案件を継続受注するなど収益に貢献した。
■2022年7月通期の業績見通し
2022年7月通期の業績は、売上高142億7000万円(前期比23.1%増)、営業利益37億5000万円(同10.9%増)、経常利益37億1500万円(同10.4%増)、最終利益25億0400万円(同8.9%増)、EPS116.49円を見込む。
・売上高:142億7000万円(同23.1%増)
・営業利益:37億5000万円(同10.9%増)
・経常利益:37億1500万円(同10.4%増)
・最終利益:25億0400万円(同8.9%増)
・EPS:116.49円
計画に対する進捗率は、売上高84.0%、営業利益98.2%、経常利益102.0%、最終利益104.8%となっており、通期予想を超えている。
・売上高:84.0%
・営業利益:98.2%
・経常利益:102.0%
・最終利益:104.8%
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