【ゲーム株概況(6/22)】enishが後場S高…『De:Lithe Φ』の新情報が刺激に　NFT関連でモバファクも買われる　ANYCOLORは朝高も後場に入って小反落に

6月22日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比96.76円安の2万6149.55円で取引を終えた。日本時間今晩の米国でFRB（連邦準備理事会）議長の議会証言を控えていることもあり、手控えムードが優勢な展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が後場に入ってストップ高した。enishは、同社のオンラインRPG『De:Lithe』をベースにとした「Play to Earn」モデルのゲームである『De:Lithe Φ』の新情報が浮上したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、ワンダープラネット<4199>が続伸し、ユークス<4334>やモバイルファクトリー<3912>なども買われた。モバイルファクトリーは、『駅メモ！』の8周年を記念したコレクションNFTを販売するなど、NFT分野で先駆していることがあらためて市場の関心を集めているもよう。

ほか、子会社HashLinkがNFTプロジェクトの第一弾を先日20日に発表したコムシード<3739>がストップ高した。

半面、サイバーステップ<3810>がストップ安し、ガーラ<4777>やケイブ<3760>、バンク・オブ・イノベーション<4393>も大幅安した。

ANYCOLOR<5032>は、朝方に一時8000円台を回復する場面もあったものの、後場にかけて値を崩し、この日は小反落となった。