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ボルテージ<3639>は、8月10日、2022年6月期の連結決算を発表、日本語女性向けアプリと男性向けアプリの売上が減少したほか、海外子会社の解散により英語・アジア女性向けアプリの売上も減少した。
なお、最終損益は連結子会社の清算に伴う関係会社整理損や、ソフトウェアや共用資産などの減損損失などによる特別損失の計上も影響している。
売上高53億9200万円(前々期69億200万円)
営業損益3億6200万円の赤字(同1億5900万円の黒字)
経常損益2億9600万円の赤字(同1億7700万円の黒字)
最終損益4億1200万円の赤字(同1億6300万円の黒字)
※「収益認識に関する会計基準」などの適用により前年同期比較はなし事業区分別の状況は以下のとおり。
①日本語女性向け
主に「アバター型」「読み物型」が減少し、売上高は34億5700万円となった。②英語・アジア女性向け
主に「Love365」の減少および、Voltage Entertainment USAの解散および清算を決議したことによるタイトル減少により、売上高は8億2800万円となった。③男性向け
主に「六本木」が減少したことにより、売上高は9億1500万円となった。④電子コミック・コンシューマ
主に「ぼるコミ」、Nintendo Switch向けコンテンツが増加したことにより、売上高は1億9100万円となった。■2023年6月期予想は非開示
2023年6月期通期の連結業績予想については、合理的な業績予想数値の算定が困難であることから非開示としている。2023年6月期第1四半期以降は、アプリ市場の停滞をうけ従来戦略を軌道修正し、強みである物語力を軸に、従来の「ファンダム戦略」「多角化戦略」に、新分野(電子コミック・コンシューマ)からのIP創出を強化する「ヒットIP戦略」を加え、「物語アプリ」および「新分野」において事業を成長させていくとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639