アクセルマーク<3624>は、本日(8月10日)、2022年9月期 第3四半期累計(22年10月~22年6月)の連結決算を発表し、売上高19億9700万円(前年同期比1.9%増)、営業利益300万円(前年同期は700万円の損失)、経常損失100万円(同2100万円の利益)、最終損失000万円(同-)だった。
・売上高:19億9700万円(同1.9%増)
・営業利益:300万円(同700万円の損失)
・経常損失:100万円(同2100万円の利益)
・最終損失:000万円(同-)
広告事業の事業拡大に向けた追加開発や人員拡充等の投資を引き続き行っていることで、営業体制も強化され取引先からの受注が拡大したことにより、前四半期に引き続き四半期会計期間として営業黒字を実現している。また、暗号資産相場が大きく変動したことにより、同社が保有する暗号資産にかかる暗号資産評価損を営業外費用として計上したこと等が影響し最終損失となった。
■広告事業
売上高は19億8400万円(同2.2%増)、セグメント利益は1億0100万円(同0.6%減)となった。
運用代行サービス「トレーディングデスク」は、同社における経営管理体制強化の一環として売掛債権管理を見直したことで既存取引先の構成比率が変化したことにより、一時的に売上が減少している。一方で、アドネットワーク「ADroute」は、システム開発投資により収益が改善したほか、電子書籍領域での取引拡大もあったことで好調に推移した。また、システム等の受託開発、運営保守も取引先から継続受注できており、広告事業全体では堅調に推移している。
なお、第1四半期より、上述した広告配信プラットフォームの開発、運用サポート業務の受託等も含めた今後の事業展開を踏まえ合理的な区分の検討を行った結果、システム等の受託開発、運用保守等の報告セグメントを、その他事業から広告事業に変更している。
■その他事業
売上高は1200万円(同31.9%減)、セグメント損失は900万円(前年同期は2800万円のセグメント損失)となった。
ブロックチェーンゲーム配信等及びIoTソリューションの企画・開発・販売・運用等が含まれている。ブロックチェーンゲーム関連では、オルトプラスの子会社であるOneSportsと企画開発している国内初NFTを活用したJリーグオフィシャルライセンスゲーム「Jリーグ トレーディングサッカー(略称:トレサカ Jリーグ)」だが、Free to Play and Earnのブロックチェーンゲームとしての提供を予定しており、引き続きリリースに向けた準備を進めている。
なお、本ゲームはOneSportsが日本プロサッカーリーグより商品化ライセンス許諾を受け商品企画している。
■2022年9月通期の見通し
続く2022年9月通期の業績については、売上高25億8400万円~30億3400万円(同2.6%減~14.2%増)、営業利益8000万円の損失~1000万円(同200万円の利益)、経常利益7400万円の損失~1600万円(同4100万円の利益)、最終利益7500万円の損失~1300万円(同7400万円の利益)を見込む。
・売上高25億8400万円~30億3400万円(同2.6%減~14.2%増)
・営業利益:8000万円の損失~1000万円(同200万円の利益)
・経常利益:7400万円の損失~1600万円(同4100万円の利益)
・最終利益:7500万円の損失~1300万円(同7400万円の利益)
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624