BOI、第3四半期(10~6月)決算は売上高8.0%増ながら6.7億円の営業赤字を計上 1周年の「恋庭」は初の月間課金高1億円を達成

  • バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、8月12日、2022年9月期の第3四半期累計(10~6月)の連結決算を発表、ゲーム恋活アプリ「恋庭」の貢献もあり、売上高は前年同期比プラスに転じた。

    一方で、新作アプリの開発費用増加により、各利益項目とも赤字計上が続いた。

    売上高17億4200万円(前年同期比8.0%増)
    営業損益6億7400万円の赤字(前年同期5億3800万円の赤字)
    経常損益6億7700万円の赤字(同5億3900万円の赤字)
    最終損益4億6100万円の赤字(同4億2200万円の赤字)

    ゲーム恋活アプリ「恋庭」は、1周年記念のキャンペーン施策が功を奏し、2022年5月の月間課金高は初の1億円に到達した。しかし、新作アプリの開発費用および「恋庭」と『メメントモリ』のプロモーション費用が先行したことが主な要因となり、営業損失を計上した。

    なお、現在は新規のゲームアプリ2本とスマートフォン向けサービス2本の開発を進めており、事前登録受付中の新作大型RPG『メメントモリ』などの新規のゲームアプリ2本については、1本あたり日本国内月額課金高5億円以上の規模を目指している。また、スマートフォン向けサービス2本のうち1本は、メタバース領域のアプリであり、2021年8月の組織化を経て、企画・試作に取り組んでいる。

    ■2022年9月期通期の業績予想は非開示
    2022年9月期通期の連結業績予想については、同社グループが属する業界の変化が激しいこと、また機動的な投資判断を実施することから、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であり、具体的な予想値は非開示としている。ただし、2022年9月期は新作大型RPG『メメントモリ』の配信開始と「恋庭」の拡大に伴い、下半期には黒字に転換し、通期で連結営業利益を計上することを見込んでいるという。

株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
http://www.boi.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
設立
2006年1月
代表者
代表取締役社長 樋口 智裕
決算期
9月
直近業績
売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4393
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