【ゲーム株概況(8/12)】3Q営業黒字転換のアクセルマークが5日ぶりに反発　NFTプロジェクト完売を材料にコムシードが一時S高　ガンホーは4日続落

8月12日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに大幅反発し、前日比727.65円高の2万8546.98円で取引を終えた。米国で物価の伸びが鈍化し、大幅利上げの観測が後退したことでリスクオンの動きが広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が5日ぶりに反発した。アクセルマークは、10日に発表した第3四半期決算で営業利益が黒字転換を達成したことが市場の評価材料となっているようだ。

また、セガサミーHD<6460>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株も総じてしっかり。

10日に子会社HashLinkのNFTプロジェクト「Tokyo Mongz Hills Club」の1次販売が完売したことと、2次販売と3次販売の予定が発表されたことを材料にコムシード<3739>が一時ストップ高まで買われた。

半面、ガンホー<3765>は、10日発表した第2四半期決算が2ケタ超の営業減益となったことが嫌気される形で4日続落した。

決算関連では、2022年6月期の本決算が3.6億円の営業赤字となったボルテージ<3639>の下げもきつい。

ほか、DeNA<2432>や日本一ソフト<3851>も決算を受けて売られる展開となった。