MMD研究所は、アンビションと共同で、予備調査では15歳~59歳の男女、本調査では直近1年にモバイルゲームで遊んだ人を対象に「モバイルゲームユーザーの日米比較調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
◼ モバイルゲームを直近1年でプレイした人は日本が60.1%、アメリカが85.5% 使用デバイスは日本/アメリカともに「スマートフォン」
日本の15歳~59歳の男女1,020人とアメリカの15歳~59歳の男女718人を対象に、直近1年以内にモバイルゲームで遊んだかを聞いたところ、「遊んだ」が日本(n=1,020)は60.1%、アメリカ(n=718)は85.5%となった。
次に、モバイルゲームで遊んだことがある日本の763人とアメリカの689人を対象に、モバイルゲームで遊ぶときに使用する端末を聞いたところ(複数回答可)、日本(n=763)は「スマートフォン」が95.2%と最も多く、次いで「タブレット」が15.6%、「パソコン」が12.7%となり、アメリカ(n=689)は「スマートフォン」が94.5%と最も多く、次いで「タブレット」が53.8%、「パソコン」が53.3%となった。
◼ 新型コロナウイルスの影響でモバイルゲームの利用頻度が増えたのは日本が27.4%、アメリカが60.5%
モバイルゲームで遊んだことがある日本の763人とアメリカの689人を対象に、新型コロナウイルス流行前後でのモバイルゲーム利用頻度の変化を聞いたところ、「増えた」が日本(n=763)は27.4%、アメリカ(n=689)は60.5%となった。
次に、予備調査から直近1年以内にモバイルゲームで遊んだ日本の580人とアメリカの567人を抽出し、直近1ヶ月のモバイルゲームで遊ぶ頻度を聞いたところ、日本(n=580)が56.7%、アメリカ(n=567)が51.1%でともに「ほぼ毎日」が最も多い結果となった。
次に、直近1ヶ月にモバイルゲームで遊んだ日本の538人とアメリカの558人を対象に、モバイルゲームで遊ぶ1回の平均時間を聞いたところ、日本(n=538)は「30分未満」が35.5%と最も多く、次いで「1時間程度」が34.6%、「2時間程度」が17.1%となった。アメリカ(n=558)は「1時間程度」が30.8%と最も多く、次いで「2時間程度」が20.6%、「30分未満」が15.4%となった。
◼ 遊んでいるモバイルゲーム数、日本は「2個」、アメリカは「10個以上」
直近1年以内にモバイルゲームで遊んだ日本の580人とアメリカの567人に、直近1年で遊んだモバイルゲームの数を聞いたところ、日本(n=580)は「2個」が22.1%と最も多く、次いで「1個」が21.7%、「3個」が18.3%となった。アメリカ(n=567)は「10個以上」が20.3%と最も多く、次いで「3個」が15.7%、「5個」が13.1%となった。
続いて、直近1年で遊んだモバイルゲームのジャンルを聞いたところ(複数回答可)、日本(n=580)は「パズル」が49.7%と最も多く、次いで「ロールプレイング」が24.0%、「育成」が21.4%となった。アメリカ(n=567)は「パズル」が58.0%と最も多く、次いで「アクション」が45.9%、「アドベンチャー」が44.4%となった。
◼ モバイルゲームの課金経験、日本は41.4%、アメリカは72.7%
直近1年以内にモバイルゲームで遊んだ日本の580人とアメリカの567人に、モバイルゲームでの課金経験を聞いたところ、「課金したことがある」と回答した人は日本(n=580)が41.4%、アメリカ(n=567)が72.7%となった。
次に、モバイルゲームで課金したことがある日本の240人とアメリカの412人を対象に、1ヶ月あたりのモバイルゲームへの平均課金額を聞いたところ、日本(n=240)は「500円未満」が43.8%と最も多く、次いで「500円~1,000円未満」が16.7%、「1,000円~2,000円未満」が10.4%となり、アメリカ(n=412)は「500円未満 」 が27.4% と最も多く、次いで「1,000円~2,000円未満」 が16.3% 、 「500円~1,000円未満」 が13.6%となった。
◼ 自国発以外のゲームを利用したことがあるのは日本が18.5%、アメリカが33.8%
モバイルゲームで遊んだことがある日本の763人とアメリカの689人を対象に、自国発以外のモバイルゲームで遊んだ経験はあるかを聞いたところ、 「遊んだことがある 」は日本(n=763)が18.5%、アメリカ(n=689)が33.8%となった。
次に、日本の15歳~59歳の男女1,020人とアメリカの15歳~59歳の男女718人を対象にどの国のモバイルゲームで遊んでみたいかを聞いたところ(複数回答可)、日本(n=1,020)は「日本」が72.7%、次いで「アメリカ」が11.0%、「中国」が4.5%となり、アメリカ(n=718)は「アメリカ」が77.3%、次いで「日本」が29.0%、「中国」が14.9%となった。自国以外で見ると、日本は「アメリカ」が最も多く、アメリカは「日本」が最も多い結果となった。
【調査概要】
「モバイルゲームユーザーの日米比較調査」
調査期間:日本 2022年8月3日~8月7日
アメリカ 2022年8月10日~8月17日
有効回答:日本 <予備調査>1,020人<本調査>580人
アメリカ <予備調査>718人<本調査>567人
調査方法:インターネット調査
調査対象:
<予備調査>15歳~59歳の男女
<本調査>直近1年にモバイルゲームで遊んだ人
設問数 :<予備調査>13問<本調査>15問
【今回調査した全設問】
<予備調査>
SC1 あなたはこの1年間で、モバイルゲームで遊びましたか?
SC2 あなたがモバイルゲームで遊ぶときに使用する端末として、当てはまるものを全て教えてください。その中から、メインで使用する端末をひとつ教えてください。
SC3 あなたが現在利用しているスマートフォン端末を教えてください。
SC4 あなたは今までに、どの国のモバイルゲームで遊んだことがありますか?該当国として当てはまるものを全て教えてください。
SC5 あなたはなぜ、前問でお答えいただいた「SC10回答選択肢表示」のモバイルゲームで遊んだのですか?理由を教えてください。
SC6 あなたは今後、どの国のモバイルゲームを遊びたいですか?当てはまる国を全て教えてください。
SC7 あなたはなぜ、前問で回答した国のモバイルゲームで遊びたいのですか?理由を教えてください。
SC8 以下の国のモバイルゲームのイメージとして、当てはまるものを全て教えてください。
SC9 あなたがモバイルゲームで遊ぼうと思ったきっかけとして、当てはまるものを全て教えてください。
SC10 あなたがモバイルゲームを選ぶ際、重視することとして当てはまるものを全て教えてください。
SC11 あなたがモバイルゲームで遊んでいて感じる満足度として当てはまるものをそれぞれ教えてください。
SC12 あなたがモバイルゲームに期待することとして当てはまるものを全て教えてください。
SC13 あなたは、新型コロナウイルス流行前後でモバイルゲームの利用頻度は変わりましたか?
<本調査>
Q1 あなたはこの1年で、何個のモバイルゲームで遊びましたか?
Q2 あなたがこの1年間で遊んだモバイルゲームのジャンルとして、当てはまるものを全て教えてください。そのうち、最も遊んだモバイルゲームのジャンルをひとつ教えてください。
Q3 あなたがこの1年間で遊んだモバイルゲームの内容として、当てはまるものを全て教えてください。
Q4 あなたが最も好きなモバイルゲームの内容として、当てはまるものをひとつ教えてください。
Q5 あなたが「Q4回答選択肢表示」のモバイルゲームを最も好きな理由を教えてください。
Q6 あなたは1ヶ月でどれくらいの頻度でモバイルゲームで遊んでいますか?
Q7 あなたはモバイルゲームで遊ぶとき、どれくらいの時間遊びますか?
Q8 あなたはどのような場所でモバイルゲームで遊びますか?当てはまる場所を全て教えてください。また、そのうちモバイルゲームで最もよく遊ぶ場所をひとつ教えてください。
Q9 あなたは、モバイルゲームで遊んでいて課金をしたことがありますか?ある方は、1ヶ月あたりの平均課金額を教えてください。
Q10 あなたは、なぜモバイルゲームで遊んでいて課金をしたのですか?理由を教えてください。
Q11 あなたはモバイルゲームの関連サービス(グッズ、イベントなど)を購入・利用したことがありますか?購入・利用したことがあるサービスとして当てはまるものを全て教えてください。
Q12 あなたは、興味のあるモバイルゲームを新しくインストールしたいとき、すでにインストールしてあるモバイルゲームを端末から削除しますか?また、削除するとしたら、どのジャンルのモバイルゲームを削除しますか?当てはまるものを全て教えてください。
Q13 あなたは今まで、モバイルゲームに対して飽きたことはありますか?ある方は、飽きた理由として当てはまるものを全て教えてください。
Q14 あなたがモバイルゲームを知る場所として当てはまるものを全て教えてください。
Q15 あなたはモバイルゲームを周囲の人におすすめしたり、サイトやSNSにおすすめレビューを投稿したりしたことがありますか?当てはまるものを全て教えてください。また、なぜおすすめしたのか理由も併せて教えてください。