ripples、日本市場におけるTikTok Shopの利用実態を9つの独自データから徹底解剖…継続意向72%、購入頻度アップ65%、勝ちカテゴリはアパレル・コスメ・日用品

ripplesは、TikTok Shopで過去1年間に購入経験のある男女410名を対象とした「TikTok Shop購入者実態調査2026」を実施した。TikTok Shopが日本に上陸してから約1年。実際の購入者はどのような消費行動をとっているのか──購入頻度、カテゴリ、単価、購入きっかけ、ライブ購入経験、購入理由、他ECへの流出、満足度など、9つの設問で購買行動を包括的に調査した。

本記事では、9つの設問の主要な結果をそれぞれグラフとともに紹介する。

<以下、ripplesの調査資料より>

■ Q1|1年前と比べたTikTok Shopでの購入頻度

「かなり増えた」30.7%と「やや増えた」34.4%を合わせて、購入者の65.1%が"1年前より購入頻度が増えた"と回答しました。「1年前はまだ利用していなかった」層が13.4%あり、新規流入が継続していることも見て取れます。

■ Q2|今後半年以内のTikTok Shop購入意向

「ぜひ購入したい」35.6%と「まあ購入したい」36.6%を合わせて、72.2%が"今後も購入したい"と回答しました。特に「ぜひ購入したい」という強い意向を示す層が3人に1人以上(35.6%)の規模で存在しています。

■ Q3|過去1年間に購入した商品カテゴリ(複数回答)

1位「アパレル・ファッション」45.1%、2位「コスメ・スキンケア・美容」42.2%、3位「日用品・生活雑貨」41.9%となりました。上位3カテゴリで購入者の80%以上をカバー。動画・ライブで見せられる要素(着回し・テクスチャ・使用シーン)が明確な商材ほど購入が集中しています。

■ Q4|1回あたりの平均購入金額

最も多いのは「3,000〜5,000円未満」32.9%、次いで「1,000〜3,000円未満」31.5%。「1,000〜5,000円未満」の帯に購入者の64.4%が集中しており、"中価格帯商品"が主戦場となっています。

■ Q5|TikTok Shopで商品を購入するきっかけ

最多は「LIVE配信」29.3%、次いで「広告動画」28.3%、「クリエイター通常動画」21.5%。コンテンツ経由(LIVE配信+クリエイター通常動画)を合計すると50.8%となり、純広告動画28.3%の約2倍となっています。

■ Q6|TikTok LIVE配信中に商品を購入した経験

「よくある」25.6%、「たまにある」38.0%、「1〜2回だけある」18.0%を合わせて、81.7%が"LIVE中に購入した経験あり"と回答しました。購入者の約8割がライブコマースを購買体験として持っている結果となっています。

■ Q7|TikTok Shopで買い物をする主な理由(複数回答)

「価格が安い・限定クーポンがある」と「動画やライブで商品の詳細がわかる」が完全に同率(42.0%)でトップに並びました。"割引訴求"と"動画クリエイティブ"の両方が購買動機として同程度に働いている結果となっています。

■ Q8|TikTokで知って他ECサイトで購入した経験

「よくある」26.6%、「たまにある」40.2%、「1〜2回だけある」16.8%を合わせて、83.7%が"他ECで購入した経験あり"と回答しました。TikTokが"発見の場"として機能する一方、購入は複数チャネルに分散する構造が浮かび上がりました。

■ Q9|TikTok Shopへの満足度と今後の利用意向

「満足しており今後もぜひ利用したい」28.3%、「まあ満足しており機会があれば利用したい」41.2%を合わせて、69.5%が"満足層"となりました。一方で「不満」と回答した層は13.0%(やや不満7.1%+不満5.9%)にとどまっています。

総括|9問から浮かび上がるTikTok Shopの実態

本調査を通じて明らかになったのは、TikTok Shopが日本上陸1年で

・購入頻度アップ65%・継続意向72%・満足度70%と、3指標が同時に高水準を示し

・アパレル・コスメ・日用品を中心に、"3,000〜5,000円帯"の中価格帯商品が動き

・購入きっかけの51%はコンテンツ経由(LIVE+動画)で、純広告の約2倍

・81.7%がライブコマース経験を持つ

という消費実態を持つチャネルとして機能していることです。事業者にとってTikTok Shop戦略を考える上での基礎データとして、本調査結果をご活用いただけます。

監修者コメント

株式会社ripples 代表取締役 清水 明義

「TikTok Shopは日本上陸から1年で、消費者の購買行動に一定の影響を与える位置づけを確立しつつあります。特に注目したいのは、コンテンツ経由の購買が広告経由を上回っている点、そしてライブコマースを見てからの購入経験者が8割を超えている点です。そしてただ安いからではなくコンテンツがわかりやすいから購買した方が一番多いのもポイントです。TikTok Shopで成果を出すには、"広告で押す"発想だけでなく、"どのコンテンツで、どの価格帯で、どのカテゴリで戦うか"を組み合わせて設計する視点が求められると考えています。」

■調査概要

調査名:TikTok Shopに関するアンケート

調査期間:2026年6月16日〜7月14日

対象:TikTok Shopで過去1年間に購入経験のある男女

サンプル:n=410(15〜39歳 250名/30〜60歳 160名)

調査方法:インターネット調査

設問数:9問

■会社概要

会社名:株式会社ripples

所在地:東京都渋谷区

代表者:代表取締役 清水明義

設立:2022年

事業内容:TikTok Shop運用代行、TikTokクリエイター起用支援、LIVEコマース運用支援、EC総合コンサルティング

コーポレートサイト:https://ripples-inc.com/

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