【TGS2022】スクエニは『FORSPOKEN』『CCFFVIIリユニオン』など5作品の試遊ブースを展開 『ヴァルキリーエリュシオン』の移動アクションの秀逸さを特筆!


コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、本日(9月15日)~18日までの期間、国内最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2022(TGS 2022)」を開催している。本稿では、スクウェア・エニックスのブースの模様をレポートしていく。

スクウェア・エニックスのブースでは、『FORSPOKEN(フォースポークン)』、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』、『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』、『ヴァルキリーエリュシオン』、『ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター』の5タイトルで試遊を出展。特に『FORSPOKEN』に関しては、午後に筆者が立ち寄った際には既に試遊受け付けが締め切られていたため、かなり人気を集めていたことが伺える。

●『FORSPOKEN』


『FORSPOKEN』は、異世界「アーシア」に飛ばされた若きニューヨーカー「フレイ」の旅を描くアクションRPG。アーシアには、その風景とは裏腹に異形のモンスターが息づき、統治者であり強大な力を持つ「タンタ」が立ちはだかる。魔法の力を利用したパルクールで、縦横無尽に世界を駆け抜け、状況に合わせて多種多様な魔法を使った戦略的なバトルが展開する。


▲TGS2022用に新たに公開されたトレーラー。



▲作中に登場する衣装展示も行われている。

●『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』


2007年にプレイステーション・ポータブル向けソフトとして発売された『クライシスコア-ファイナルファンタジーVII-』のグラフィックをHD化し、登場キャラクターを含む全ての3Dモデルを一新して蘇った作品。強力な戦闘能力を持つ神羅の兵士「ザックス」を主人公に、『ファイナルファンタジーVII』から7年前の物語を描いている。また、フルボイスへの対応や新たにアレンジされた楽曲にも注目だ。



バトルに関しては剣による攻撃にアビリティや魔法を組み合わせて戦う爽快なシステムを採用。原作にあった要素を引き継ぎつつも、雰囲気は『FINAL FANTASY VII REMAKE』を踏襲しているようなデザインも見受けられる。

使用できるアビリティや魔法は、どのマテリアを装着するかによって変えられるため、敵の弱点に合わせた戦い方をすることが重要なポイントとなりそうだ。今回の試遊では、イフリート戦の前に「魔法剣ブリザド」を付けることによって、非常に有利に戦えるようになっていた。


▲画面左上に表示されているスロットのリールは、バトルにランダム要素を加えた本作オリジナルのシステム「D.M.W(デジタル・マインド・ウェーブ)」。バトル中に自動的に回転し、揃った絵柄や数字によって「MP消費0」などさまざまな効果を得られる。

●発売間近の3作品も要チェック!

▲『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』、『ヴァルキリーエリュシオン』、『ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター』の試遊コーナー。

こちらの3作から『ヴァルキリーエリュシオン』の試遊をプレイすることができたため、その所感も合わせてお伝えしていく。



試遊時間が限られているため、今回の体験だけで本作の魅力を全て体感できたかと言われると中々難しいところだが、「ヴァルキリー」シリーズのファンとして嬉しかったのは、仲間である"エインフェリアとの共闘"や、"コンボを積み上げていく爽快さ"があるバトルが本作ならではのシステムで表現されていたことだ。

まず、ヴァルキリーに仕える英霊「エインフェリア」に関しては、ソウルゲージを消費することで召喚して一時的に共に戦うことができる。自身で操作することはできないが、エインフェリアごとに属性が付与されていたり、バトルだけではなくフィールドギミックを攻略する際にも使用する場面が見られたため、協力して共に冒険をしている感覚を強く味わうことができる。

また、攻撃でコンボを繋げることによって得られるアーツゲージを消費することで、魔術書などから習得できる「ディバインアーツ」を使用できる。属性が付与された大技となっており、敵の弱点を突くことができればダウンを奪うことも可能となっている。さらに、"ソウルチェイン"による移動アクションが秀逸で、これを使えば離れた敵の下へも瞬時に移動することができる。ソウルチェインを活用すればコンボがコンボが途切れづらいだけでなく、敵を倒した後にすぐに次の敵を攻撃することができるため、移動にストレスがなく非常に爽快感がある。




そのほか、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』、『ヴァルキリーエリュシオン』、『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』に関してはスペシャルエディションの実物を展示するコーナーも設けられていた。





(取材・文 編集部:山岡広樹)


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会社情報

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設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
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3月
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売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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