【TGS2022】 『ELDEN RING』が「日本ゲーム大賞2022年間作品部門」の大賞受賞! 話題作が続々優秀賞に!

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2022年度を代表する作品を選出する「日本ゲーム大賞2022年間作品部門」の大賞について、『ELDEN RING』(フロム・ソフトウェア)を選出した。フロム・ソフトウェアは、宮崎英高氏が「日本ゲーム大賞2022経済産業大臣賞」も受賞している。

今年度は、2021年4月1日から2022年3月31日までの間、日本国内で発売した作品を対象に、本年4月11日から7月22日の期間、一般投票を実施。その後日本ゲーム大賞選考委員会の審査を経て、各賞を決定したとのこと(グローバル賞のみ、2021年1月~12月末までの作品が対象となる)。


「日本ゲーム大賞2022年間作品部門」各賞一覧(各賞内:カナ50音順)

 

■「大賞」「優秀賞」
『ELDEN RING』
本格的なダークファンタジーの世界を舞台に、未知と脅威を探索するアクション RPG。本作の舞台は黄金樹に祝福した「狭間の地」。
ある時、黄金樹の根源たる“エルデンリング"が砕け、リングの破片を手にしたデミゴッドたちはその力に狂い、破片戦争が勃発。そして大いなる意思に見放される。プレイヤーは、かつてこの地を追われた“褪せ人"の子孫として祝福の導きに従い、エルデの王となるべく、再び「狭間の地」を目指す。
多彩なシチュエーションを持つオープンなフィールドと、複雑かつ立体的に作り込まれた巨大なダンジョンがシームレスに繋がる広大な世界。探索の先には、未知の発見による喜びと、高い達成感へと繋がる圧倒的な脅威が存在。
断片的に語られる重層的な物語。「狭間の地」を舞台に登場人物たちの様々な思惑が交錯する群像劇が展開。『ダークソウル』シリーズをベースにさらに進化を遂げたアクション要素やオンライン要素も見逃せない。
ダークファンタジーの世界を圧倒的なボリュームとクオリティで描いた本作は、多くのユーザーから絶大な支持を集め、一般投票では「そのすべてが神、まさに神ゲー」との熱狂的な声が寄せられての大賞受賞となった。


■2022年度の話題の作品が続々と「優秀賞」に!
・『Ghostwire: Tokyo』(ベセスダ・ソフトワークス)
超常現象で歪められた東京を舞台に描かれたアクションアドベンチャー。突然、渋谷の街が霧に包まれ、その霧に触れた瞬間、全ての人が消失。
同時に冥界より訪れし超常の存在「マレビト」が、街を闊歩し始める。プレイヤーは、大消失事件を生き残った主人公「暁人」となって、二心一体となった謎の魂と手を組み、東京に迫る超常の脅威に立ち向かう。色々な妖怪や亡霊がさまよい、ひしめき合う超近代的な街並み、古式ゆかしい寺社仏閣、なつかしい空気が漂う路地裏。そして東京タワーや渋谷スクランブル交差点といったランドマークを次世代の技術により、驚異的なディティールとレンダリングで描写。秀逸なストーリー展開と息を飲むほどのグラフィック、そして独特の世界観に多くの支持が寄せられての受賞となった。

・『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(thatgamecompany)
iOS・Android・Nintendo Switch でソーシャルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、“星のこども"となり、大空を羽ばたきながら7つの地方を冒険し、地上に落ちた星々を星座の元に届ける。冒険の途中では、他のプレイヤーと戯れたり、みんなで楽器を演奏したり、そして広大な世界に広がる美しい景色を満喫したり、自由気ままに楽しめる。季節ごとのイベントでは、新に登場する精霊からの限定アイテムのプレゼントや新クエストへの挑戦も。一般投票では、世界中のプレイヤーとの交流の楽しさ、思いやり・友情・絆に満ち溢れた心温まる体験をした10代の女性ユーザーからの圧倒的な支持が寄せられての受賞となった。

・『Tales of ARISE』(バンダイナムコエンターテインメント)
25周年を迎えた「テイルズ オブ」シリーズ最新作。“継承と進化"をテーマに掲げ、シリーズならではの要素はそのままに大幅な進化を遂げた意欲作。アトモスシェーダーで描かれた絵画のような世界を駆け巡る探索。フェーシャル CG で生み出したキャラクターの表情は、より豊かに感情を表現。そして定番のバトルは、よりスピーディーに激しく進化。2つの星の確執を描くシリアス、かつ王道のストーリー展開は正にシリーズならでは。新作を待ち望んだユーザーの期待に見事に応え、一般投票では「ストーリー、グラフィック、キャラクター、戦闘の全てが最高」「RPG の王道」との声が多く寄せられての受賞となった。

・『バイオハザード ヴィレッジ』(カプコン)
世界中で大ヒットを記録した「バイオハザード7レジデント イービル」の続編。ベイカー邸での惨劇から数年後が舞台。事件から生還したイーサン・ウィンターズは妻のミア、そして愛娘のローズと平穏な日々を過ごしていた。しかし、幸せな生活は BSAA 隊長クリス・レッドフィールドの襲撃によって破られる。奪われた娘を取り戻すため、イーサンは再び死地へと向かう。極限の緊張感を味わえる戦闘はもちろん、細部まで描かれたビジュアル、風の音や家のきしむ音など。あらゆる要素を使い表現した恐怖を詰め込んだ本作。一般投票では「ラストの衝撃的な展開に思わず涙を流した」などの声が寄せられるなど、ホラーゲームの範疇を超えた壮大なストーリー展開に、多くのユーザーから支持を受けての受賞となった。

・『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』(スクウェア・エニックス)
大人気 MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」星と命を巡る物語「ハイデリン・ゾディアーク編」がついに完結。太古から続く大いなる謎を解き明かし、世界を救うための冒険がスタート。新たなジョブ「賢者」「リーパー」やプレイヤー種族「ヴィエラ」をはじめとする様々な新要素が追加するなど、大幅にアップデート。そして過去のシナリオに登場し、重要な役割を果たした主要キャラクターが勢揃いするなど、まさにシリーズ集大成といえる本作に対し長年にわたりプレイするユーザーから多くの支持が寄せられての受賞となった。

・『星のカービィ ディスカバリー』(任天堂)
大人気シリーズ「星のカービィ」初の3D アクションゲーム。文明と自然が融合した“新世界"を舞台に敵の「ビースト軍団」にさらわれたワドルディたちを救うため、ステージを自由に動き回り、冒険の旅にでる。「すいこみ」や「コピー能力」「ホバリング」というおなじみのアクションが進化、そして Joy-Con をおすそ分けして遊べる“ふたり同時プレイ"にも対応した本作。一般投票では、2歳から68歳までの幅広い層から票を集め、「友だちと、兄弟と、親子で楽しめる」「孫と一緒に楽しめる」などの声が寄せられ、多くのユーザーから支持されての受賞となった。

・『Pokémon LEGENDS アルセウス』(ポケモン)
アクションと RPG が融合した「ポケットモンスター」シリーズ最新作。世界を駆け巡りながらたくさんのポケモンたちを捕まえて図鑑を作り上げる。シリーズならではの遊び方はそのままに、フィールド上にいるポケモンの行動にあわせて隠れながら近づき、狙いを定めてモンスターボールを投げて直接捕まえたり、ポケモンからの攻撃を回避アクションで素早く避けるなど、さまざまなアクション要素が加わり、新たな遊びを生み出した。さらには「力業」や「早業」といったバトルを奥深くする新システムや多数の新ポケモンも登場。などの新バトルシステムや、新ポケモンも登場。これまでのシリーズよりもはるか昔、人とポケモンの共存が珍しかった時代を描いていることも話題になった。新たなポケモンの楽しみ方に、シリーズファンだけでなく、本作を初めてプレイした子どもたちから、多くの支持が寄せられての受賞となった。

・『Horizon Forbidden West』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
世界中で大ヒットとなった「Horizon Zero Dawn」の続編。大災厄により文明が崩壊し、人類に代わって機械獣が支配する1000年後のアメリカ西部が舞台。緑豊かな森や荒廃した街、そびえる山々、西海岸の美しい海岸が広がる広大なオープンワールド。息を飲むほどのビジュアル、心を動かすストーリー、新たな装備やアクションを駆使したより強大となった機械獣との激しい戦闘、そして目を見張る新たな部族との遭遇など、前作から更なる進化を遂げた本作。一般投票では、「前作を超えた」「世界観、ストーリー、戦闘、グラフィックの全てが最高」との声が寄せられての受賞となった。

・『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』(セガ)
木村拓哉主演アクションアドベンチャー「ジャッジアイズ」最新作。主人公八神隆之が、横浜を新たな舞台に巨大な陰謀が隠した事件に迫る。豪華俳優陣によるサスペンスドラマが繰り広げられ、二転三転するストーリー展開。そして「龍が如くスタジオ」ならではバトルアクションや、「ジャッジアイズ」シリーズの特徴である調査アクションにも新要素が追加。さらには、高校生との交流やユーモア満載のサイドクエストやミニゲームなど、やりこみ要素も満載。「正義とは何か」を問いかける濃厚なストーリー展開、そして多様なアクションに、多くのユーザーから支持が寄せられての受賞となった。


■「ベストセールス賞」・「グローバル賞 日本作品部門」の2冠!
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(ポケモン)
2006年に大ヒットした「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のリメイク作。多くの神話が残る自然豊かな地「シンオウ地方」を舞台に、懐かしくも新しい冒険が展開。「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」をプレイした多くのファンはもとより本作ではじめて「ポケモン」にふれた子供たち。さらには、多くのユーザーが親子で一緒にプレイした本作は、対象期間中の日本国内における最多販売本数を記録しての受賞となった。なお、2021年11月19日の発売以来、今年6月30日までの全世界での累計販売本数は、約1479万本を記録している。また、日本だけでなく海外市場においても多くのファンからの支持が寄せられて「グローバル賞」も受賞となった。


■「グローバル賞 海外作品部門」
『コール オブ デューティ ヴァンガード』(ACTIVISION / Sledgehammer Games / Treyarch)
世界中でヒットを続ける「コール オブ デューティ」シリーズ最新作。太平洋での空中戦、フランスでの降下作戦、スターリングラード防衛戦での狙撃戦、北アフリカ戦線での強行突破。第二次世界大戦のあらゆる戦場を舞台に、未曽有のスケールで展開する白熱の戦い。臨場感溢れるシングルプレイのキャンペーンモードや、世界中のプレイヤーと競い合うマルチプレイヤーモードでの戦い。そして仲間とともに死者の大群を迎え撃つ新たなゾンビモードを搭載した本作に世界中の熱狂的なファンから支持が寄せられての受賞となった。

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
https://www.cesa.or.jp/

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フロム・ソフトウェア

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