【TGS2022】セガの看板キャラ「ソニック」がTGS会場に帰ってきた! 『龍が如く 維新! 極』や『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』リマスターなど人気シリーズが続々出展
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、本日(9月15日)~18日までの期間、国内最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2022(TGS 2022)」を開催している。本稿では、セガ/アトラスのブースの模様をレポートしていく。
セガの今年の顔と言えば、何と言っても外せないのは11月8日に世界同時発売を控える新境地アクションアドベンチャー『ソニックフロンティア』だ。シリーズとしても、2017年に発売された『ソニックフォース』以来、実に5年ぶりの新作となる。ここ数年はコロナ禍でTGS自体が開催されなかったり、セガ/アトラスには人気シリーズが多いという事情もあって、実は筆者自身、こうしてソニックがセガの顔として堂々登場しているのを間近で見るのは記憶を辿る限り初の経験になる。
そんな『ソニックフロンティア』の試遊体験を行ってきたので、まずはそちらのプレイレポートからお届けしていく。
▲まだビジネスデイにも関わらず、開場1時間ほどで入場規制がかかる人気ぶり。待機列に外国人の方が多く見られた点も印象的だった。
▲試遊コーナーの近くにはフォトスポットも用意。来場したら記念に1枚撮っておこう。
さて、ゲームの方はというと序盤に簡単なチュートリアルはあるものの、基本は自由にオープンフィールドを探索しながら進めることができ、かなり自由度が高く感じた。風を切って走る移動の爽快感は言わずもがなで、「これぞソニック!」と感じずにはいられない特徴となっていた。
昨今のゲームにしては説明が少なめに進行するため、最初の内はどこへ行けば良いか戸惑ってしまうかもしれないが、一度、広大なフィールドに隠されたアイテムやギミックを解いていく楽しみを知ってしまうと、その面白さに病みつきになるだろう。ゲームの進行に関しては、「〇〇を探せ」など一定の目標も表示してくれるため、完全に何をして良いか分からなくなるということはなさそう。
バトルに関しては、ロックオンした後に攻撃ボタンを押すだけで敵の方向へ自動で飛んで行ってくれたりするなど、あまりアクションに慣れていない人でも十分に楽しめる設計となっていた。かと言ってカジュアルなゲームになっているかというとそうではなく、探索の面ではマップの隅々まで調べ尽くすにかなりの時間がかかるであろうことが予期される。
そして、今回の試遊で筆者が最も印象に残ったのは、ゲーム進行に関して『ソニックフロンティア』は一般的に見られる「次にこれをしろ!」という命令形式ではなく、「例えばソニックはこんなことができます。これを覚えてフィールドで自由に使ってみてね」という提案型になっているということ。そのため、自分が覚えた技を使ってギミックの解放を見つけた時の快感がより強いものになっているように感じた。
"世界にいるだけで心が躍る"、そんな期待にばっちりと応えられる仕上がりになっている。
▲試遊に参加した方には『ソニックフロンティア』キャンバストートやONE OK ROCKとのコラボステッカーをプレゼントしている。
次に紹介するのは『龍が如く 維新! 極』のコーナー。ここ数日、State of Playで『龍が如く 維新! 極』の発売決定に始まり、新作として『龍が如く8』や『龍が如く7 外伝 名を消した男』の開発を正式発表、さらには『ジャッジ』シリーズのSteam展開など、怒涛の発表を続けている龍が如くスタジオ。そんな本スタジオは、TGS2022にて『龍が如く 維新! 極』の試遊コーナーを出展している。
試遊では、新選組の面々との会合シーンが楽しめるドラマパート強めの"昼モード"と、岡田以蔵を追いながらバトルを強めに楽しめる"夜モード"の2種類があり、それぞれ好きなモードを選択して遊べるようになっている。
▲試遊コーナーの出口付近に設置されている坂本龍馬の像。
▲試遊体験者には「幕末志士マフラータオル」を配布している。
また、アトラスブースでは10月21日にリマスター版を発売する『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の試遊コーナーを展開。今後、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』や『ペルソナ3 ポータブル』もリマスター版を発売すると発表済みのため、ブースには「アルセーヌ」だけでなく「タナトス」や「イザナギ」も一堂に会して飾られていた。
▲アトラスブースでは毎年恒例の大型ショッパーの配布も行っている。
そのほか、セガ/アトラスブースでは『Virtua Fighter esports』や『It Takes Two』『Goat Simulator 3』『魔界戦記ディスガイア7』などの試遊コーナーも設置されている。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アトラス
- 設立
- 2013年9月
- 代表者
- 代表者 大橋 修