コーエーテクモHD、9月中間決算の営業益を130億円から175億円に増額 新作好調、リピートも計画上回る 売上と営業益は過去最高を更新
コーエーテクモホールディングス<3635>は、10月11日、第2四半期累計の連結業績予想の修正を行い、売上高345億円(前回予想320億円)、営業利益175億円(同130億円)、経常利益170億円(同170億円)、最終利益120億円(同120億円)、EPS36.41円(同36.41円)とした。売上高と営業利益は前回予想を上回り、営業利益については第2四半期累計として過去最高を更新する見込み。
・売上高:345億円(前回予想320億円)
・営業利益:175億円(同130億円)
・経常利益:170億円(同170億円)
・最終利益:120億円(同120億円)
・EPS:36.41円(同36.41円)
従来予想からの修正率は、売上高7.8%増、営業利益34.6%増、経常利益は変わらず、最終利益は変わらずとなっている。
・売上高:7.8%増
・営業利益:34.6%増
・経常利益:変わらず
・最終利益:変わらず
パッケージゲーム分野では、新作タイトルが好調だったことに加え、ダウンロードを中心に前年度までに発売したタイトルのリピート販売が計画を上回った、としている。オンライン・モバイル分野では、運営中の自社開発タイトル、IP許諾タイトルが共に安定して推移した。また外注加工費や広告宣伝費が計画比で減少したことも利益を押し上げる。
また、営業外収支においては、厳しい金融環境に対応するため戦略的にポートフォリオの組み換えを行い、営業外費用を計上し、経常利益は前回と変わらず、最終利益も同様に予想を据え置いた。
なお、2023年3月通期の連結業績予想については、第3四半期以降の新作タイトルの販売動向、IP許諾によるロイヤリティ収入、世界経済の動向による営業外収益の不確実性に鑑み、当初予想からの変更はない、としている。
【四半期業績推移】
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635