【ゲーム株概況(10/12)】新作『メメントモリ』への期待高まるBOIが買われる　2Q業績予想を増額のコーエーテクモHDは材料出尽くしの売り物に押される

10月12日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら3日続落し、前日比4.42円安の2万6396.83円で取引を終えた。米国市場でハイテク株が売られた流れを受け、国内市場も半導体関連株を中心に売り物が先行したものの、前日までの急落の反動もあって下値は限定的なものにとどまった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やワンダープラネット<4199>、ドリコム<3793>などが買われた。BOIは、10月18日リリース予定の新作『メメントモリ』の事前登録者数が110万人を突破したと発表したことが株価の支援材料となったようだ。

また、SBI証券が投資判断「買い」、目標株価1万5670円でカバレッジを開始した東映アニメ<4816>は3日ぶりに反発した。

半面、coly<4175>が続落し、前日11日に第2四半期の売上高と営業利益の業績予想の上方修正を発表したコーエーテクモHD<3635>は市場の想定の範囲内との見方から材料出尽くしとみた売り物に押されて4日続落した。

前日11日は業績予想の上方修正を好感してストップ高まで買われていたシリコンスタジオ<3907>は反落した。