コムシード、第2四半期(4~9月)決算は売上高2.4%増、営業益111.2%増に NFTプロジェクト「Tokyo Mongz Hills Club」の販売が収益に寄与
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コムシード<3789>は、11月11日、2023年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、連結決算以降後初の第1四半期決算となるため、前年同期比較はなく、単独業績と比較した参考数字となるが、増収増益での着地となった。
売上高9億8900万円(前年同期比2.4%増)
営業利益8000万円(同111.2%増)
経常利益6900万円(同97.6%増)
最終利益3900万円(同34.8%増)セグメント別の状況は以下のとおり。
◆モバイル事業 売上高8億4700万円、セグメント損益900万円の赤字
前四半期に引き続き、既存のソーシャルゲーム運営および新規ソーシャルカジノゲーム開発を進めた。既存事業の売上高は堅調に推移しているが、利益面については新規事業における投資が先行した。また、子会社アイビープログレスで進行中の受託開発事業の収益が第3四半期以降に偏重する計画となっている。①ソーシャルゲーム
主力サービスのバーチャルホール「グリパチ」が堅調に推移した。定期的な新アプリの投入やYouTube生放送と連動したイベントなど、各種施策が功を奏し、安定した収益を確保している。②従量制アプリ
第3四半期以降にリリース予定の複数タイトルに関する開発を進行した。③受託開発および運営業務
ストック型案件を中心に想定通りに推移した。なお、フロー型案件については、アイビープログレスで進行している複数の受託開発収益が第3四半期以降に大幅に寄与していく計画となっている。④ゲーム内広告をはじめとする広告事業
無料広告モデルのゲームをはじめとした施策が功を奏し、前年を大幅に上回るペースで推移した。⑤その他
韓国子会社CommSeed Koreaとの日韓合同チームでソーシャルカジノプロジェクトの開発を進行した。本プロジェクトは2022年中のサービス開始を目指して各種施策を進行している。◆ブロックチェーン事業 売上高1億4100万円、セグメント利益8900万円
2022年4月にグループのブロックチェーン事業を担う目的で、子会社HashLinkを設立し、第2四半期にはNFTプロジェクト「Tokyo Mongz Hills Club」の第1次販売、第2次販売を実施した。■通期予想は非開示
2023年3月期通期の連結業績予想については、現時点で合理的な算出は困難であるため非開示としている。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789