中外鉱業、9月中間決算は売上倍増、営業益5割増と大幅増収増益 貴金属事業が大幅増 アニメグッズはロックダウンの影響も堅調維持

中外鉱業<1491>は、本日(11月11日)、第2四半期累計(22年4月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高429億7300万円(前年同期比100.5%増)、営業利益3億7100万円(同46.6%増)、経常利益3億3800万円(同56.5%増)、最終利益1億3400万円(同23.4%減)だった。

・売上高:429億7300万円(同100.5%増)
・営業利益:3億7100万円(同46.6%増)
・経常利益:3億3800万円(同56.5%増)
・最終利益:1億3400万円(同23.4%減)

貴金属市況において、金価格は、米国の利上げによる影響等により下落基調で推移しているものの、インフレ加速による景気後退懸念や新型コロナウイルス感染症、地政学リスク等の影響から高値圏を維持している。業績については金・白金族の集荷量が当初見込みを上回ったことや宝飾品の販売が好調であったことから堅調に推移した。

不動産市況においては、住宅ローン減税や低金利の継続等、住宅購買環境は良好であるものの、地価高止まりや建築資材の高騰等、事業環境は厳しい状況の下、都内収益物件の販売を行う等により、業績は改善傾向で推移した。

機械市況においては、電気自動車や半導体関連等の受注増加から内外需ともに回復基調であったことから、業績は改善傾向で推移した。

コンテンツ事業においては、中国ロックダウンの影響により一部商品に納期遅延が生じたものの、人気タイトルのグッズ販売が好調であったことから、業績は堅調に推移した。

セグメント別の経営成績は次のとおり。

■貴金属事業
・売上高:407億9200万円(同111.5%増)
・営業利益:4億0200万円(同133.7%増)

■不動産事業
・売上高:3億3100万円(同524.5%増)
・営業損失:100万円(前年同期は500万円の損失)

■機械事業
・売上高:5億円(同16.8%増)
・営業利益:1800万円(同350.0%増)

■コンテンツ事業
・売上高:13億1900万円(同19.9%減)
・営業利益:1億7100万円(同40.4%減)


■2023年3月通期の業績予想を上方修正
同時に、2023年3月期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高780億円(前回予想709億円)、営業利益6億6000万円(同3億8000万円)、経常利益5億8000万円(同3億円)、最終利益3億7000万円(同2億8000万円)、EPS1.28円(同0.97円)とした。

・売上高:780億円(前回予想709億円)
・営業利益:6億6000万円(同3億8000万円)
・経常利益:5億8000万円(同3億円)
・最終利益:3億7000万円(同2億8000万円)
・EPS:1.28円(同0.97円)

従来予想からの修正率は、売上高10.0%増、営業利益73.6%増、経常利益93.3%増、最終利益32.1%増となっている。

・売上高:10.0%増
・営業利益:73.6%増
・経常利益:93.3%増
・最終利益:32.1%増

中外鉱業株式会社

会社情報

会社名
中外鉱業株式会社
設立
1932年5月
代表者
代表取締役社長 芳賀 一利
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
1491
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