東京通信、2022年12月期の営業損失7500万円と1000万円の利益計上から下方修正 ハイカジゲーム「Save them all」に匹敵するヒット作が生まれず
東京通信<7359>は、本日(12月27日)、2022年12月期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高50億円(前回予想53億円)、営業損失7500万円(同1000万円の利益)、経常損失6000万円(同1000万円の利益)、最終損失2億3000万円(同1億4000万円)とした。
・売上高:50億円(前回予想53億円)
・営業損失:7500万円(同1000万円の利益)
・経常損失:6000万円(同1000万円の利益)
・最終損失:2億3000万円(同1億4000万円)
修正の理由について、同社では、ハイパーカジュアルゲームについては、「draw flights」などヒット作が出ているものの、世界的なヒットを記録した「Save them all」に匹敵する業績貢献を見込めないことが主な理由としている。
推し活×メッセージアプリ「B4ND」に関して、芸能プロダクションへのヒアリングによりアプリケーションの追加開発を実施したことに伴いリリース時期を再調整したことも売上高を押し下げる。
このほか、ヘルステックアプリ「OWN.」に関連するソフトウェア資産について、サービスの立ち上がりが遅れ、当初の計画値から乖離していることから、2022年12月期に減損損失4400万円を特別損失として計上する。
なお、2023年12月期第1四半期において、同社の今後の成長に向け策定した定量計画を中期経営計画あるいは事業計画及び成長可能性に関する事項の更新で公表するとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359