【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「ドラパルト」の使用感をお届け! 相手をKOするとバトル終了時まで攻撃が上がる「ゴーストダイブ」は唯一無二!
ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、12月29日より、新たなポケモン「ドラパルト」を追加した。
本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。
▲ドラパルトは遠隔・アタック型。耐久能力は低いものの、遠距離から相手のポケモンに大ダメージを与えることが得意。
▲ゲーム開始時はドラメシヤの姿から始まり、レベル5でドロンチに進化、レベル9でドラパルトに進化する。
ドラパルトの通常攻撃は相手のポケモンにダメージを与えるたびに強化攻撃ゲージが溜まる。強化攻撃ゲージが満タンになると、通常攻撃が強化攻撃へと変化する。強化攻撃は、相手のポケモンに与えるダメージが増加し、命中した相手のポケモンを中心とした範囲攻撃になる。相手のポケモンにダメージを与えずに一定時間が経つと、強化攻撃ゲージは減っていく。
また、特性は「クリアボディ」で、能力低下を受けたとき、その効果の持続時間を短くする。
ここからは覚えるわざを紹介していく。まずはドラメシヤが最初から覚えられる「おどろかす」と「でんこうせっか」について。「でんこうせっか」にはダメージがないため、序盤は「おどろかす」が主なダメージ源となる。ただし、細い直線範囲の攻撃となっているため、遠くから動き回る相手に命中させるには慣れが必要になるだろう。アタック型で耐久能力も低く、相手にはあまり近づきたくないため、「でんこうせっか」で相手の攻撃が届かないところまで距離を取り、こちらからのみ強化攻撃を当て続けることができればバトルを有利に進められる。
●おどろかす
リキャスト:7秒
わざ種別:遠隔
前方に向かって音波を放つ。音波は相手のポケモンに当たるか、一定の距離を飛んだところで爆発し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。
●でんこうせっか
リキャスト:8秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向へ素早く移動し、少しのあいだ移動速度が上がる。
次に、レベル5でドロンチに進化した際に、「りゅうのまい」か「ゴーストダイブ」を覚えられる。円を描くように飛行しながら攻撃ができる「りゅうのまい」は、素早く移動できることも踏まえて、相手を翻弄しながら攻撃を与えられる。飛行しながら、後述する「りゅうのいぶき」を使用できるため、こちらが押している盤面では、相手が逃げる先に継続ダメージがある「りゅうのいぶき」を設置する動きも強いだろう。一方、ステルス状態になれる「ゴーストダイブ」は、接敵する少し前から使用して強化攻撃ゲージを溜めておき、相手に攻撃が届く距離まで近づいたところで急襲できればベスト。相手チームのポケモンをKOすることでバトル終了時まで攻撃が上がり有利になるため、チャンスがあればどんどんKOを狙っていきたい。ただし、こちらのわざを選択すると攻撃わざが1つ減ってしまうため、アイテムに「プラスパワー」を選択するなどして攻撃面をカバーしたい。
●りゅうのまい
リキャスト:12秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向に、円を描くように飛行する。飛行しているあいだ、周囲の相手のポケモンに通常攻撃でダメージを与え続ける。飛行しているあいだの通常攻撃の速度は上がるが、1回ごとに与えるダメージは減少する。飛行中にもう一度わざを使うと、飛行をやめて、指定した方向へ少し移動する。相手チームのポケモンをKOすると、このわざの待ち時間がすぐ0秒になる。相手チームのポケモンのKOをアシストすると、このわざの待ち時間が短くなる。このわざを使ったとき、「りゅうのいぶき」の待ち時間がすぐ0秒になる。アップグレード後は、飛行しているあいだの通常攻撃が命中したとき、HPを回復するようになる。
●ゴーストダイブ
リキャスト:14秒
わざ種別:能力上昇
ステルス状態になり、少しのあいだ移動速度が上がる。ステルス状態のあいだ、強化攻撃ゲージが溜まる。ステルス状態が解けると少しのあいだ攻撃速度が上がる。相手チームのポケモンをKOすると、わざの待ち時間がすぐ0秒になり、攻撃がバトル終了時まで上がる。この攻撃が上がる効果は重ねがけが可能。アップグレード後は、通常攻撃で相手のポケモンにダメージを与えると、このわざの待ち時間が短くなる。
続いて、レベル7で「りゅうのいぶき」か「シャドーボール」を覚えることが可能。攻撃した範囲に継続ダメージが入る「りゅうのいぶき」は、味方チームで妨害わざを使えるポケモンと一緒に動けるのであれば、非常に有効に使用できそうだ。また、「りゅうのいぶき」は先述した通り、「りゅうのまい」との併用が可能なため、先に「りゅうのまい」を取得しているのであればもう一方のわざは「りゅうのいぶき」を選択したい。一方、当てた相手にマークを付与してダメージを上げることができる「シャドーボール」は、「ゴーストダイブ」の相手をKOすると攻撃が上がるという効果と相性が良い。序盤~中盤にかけて「シャドーボール」と「ゴーストダイブ」で耐久能力が低い相手チームのポケモンを繰り返しKOできれば、終盤にディフェンス型のポケモンをKOすることも容易になるだろう。
●りゅうのいぶき
リキャスト:7.5秒
わざ種別:遠隔
指定した方向に強く息を吐き出し攻撃する。範囲内の相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。また、吐き出した息は一定時間地面を焼き続け、範囲内の相手のポケモンに継続ダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。「りゅうのまい」で飛行しているときにわざを使うと、「りゅうのまい」の飛行にあわせて息を吐き、範囲内の相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。アップグレード後は、相手のポケモンに与えるダメージが増加し、移動速度を下げる効果が強くなる。
●シャドーボール
リキャスト:7.5秒
わざ種別:遠隔
指定した方向へ黒い影の塊を放ち、接触した相手のポケモンにダメージを与え、マークを付与する。マークを付与した相手のポケモンを攻撃すると、与えるダメージが増加する。マークを付与した相手のポケモンへの4回目の攻撃でマークは消えるが、ダメージの増加量はさらに大きくなり、同時に自分のHPを回復する。わざを使用した後、指定した方向へ少し移動する。アップグレード後は、与えるダメージと、ダメージが増加する量が大きくなる。
最後に、レベル9で覚えるユナイトわざ「ドラグーンショット」について。これまでのポケモンのように1試合に数回しか使えないということがなく、すぐに再使用が可能となるため、他のドラパルトのわざ同様に細かく使用していくことがポイントになりそうだ。その分、威力は他のポケモンのユナイトわざに比べて低めに設定されており、一撃で盤面をひっくり返せる強さはない。わざを3つ使用できるイメージで、相手の集団とぶつかったタイミングで早めに相手ポケモンのHPを削っていきたい。2回までわざを保有できるため、2発目は相手をKOできるラインまで残しておけるとなお良い。
●ドラグーンショット
わざ種別:遠隔
ドラメシヤを2匹飛ばして、範囲内の相手のポケモン2匹にダメージを与える。与えるダメージは、相手のポケモンの残りHPが少ないほど増加する。範囲内に相手のポケモンが1匹しかいない場合は、そのポケモンにドラメシヤを2匹飛ばしてダメージを与える。わざの最大保有回数は2回。
今回、ドラパルトを使用してみて感じたのは、素早い移動と高い攻撃力で相手を翻弄しながら戦うメインアタッカーになれるということ。最初に述べた通り、相手の攻撃が届かない距離からこちらの強化攻撃を当て続けることが重要なポイントになる。また、相手からのヘイトも高まりやすいため、敵の集団とバトルになった際はドラパルトがKOされずに残り続けるほど、味方チームが有利になっていくだろう。序盤のドラメシヤの期間は敵と戦うことが厳しかったり、ドラパルトへの進化がレベル9と高めに設定されていることを考えると、チームのポジションとしては中央レーンを選択することがベターだ。チームを勝利に導く重要なポジションとなるため、ドラパルトを上手く扱えるほど、貢献度や勝率も伸ばせるポケモンとなっている。
(文 編集部:山岡広樹)
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