ドリコム、第3四半期決算を1月30日に発表 好調な業績推移 新作やWeb3など注目ポイントも多数

ドリコム<3793>は、2023年3月期 第3四半期決算を1月30日に発表する。同日、オンラインで決算説明会を開催する予定だ。第3四半期の業績予想については開示していない。

同社の9月中間決算から振り返っていこう。売上高58億円(前年同期比11.9%増)、営業利益16億0700万円(同66.2%増)、経常利益15億4700万円(同64.4%増)、最終利益10億5600万円(同72.6%増)と大幅増益を達成した。

・売上高:58億円(同11.9%増)
・営業利益:16億0700万円(同66.2%増)
・経常利益:15億4700万円(同64.4%増)
・最終利益:10億5600万円(同72.6%増)

主力IPタイトル『ONE PIECEトレジャークルーズ』が好調だったことによる。映画「ONE PIECE FILM RED」が記録的なヒットとなったことを受けて、売上も大きく伸びた。また上期にリリースする予定だった新作がずれ込んだことで費用が想定よりも少なかったことも一因。

 

続く2023年3月期の業績は、売上高130億円(前期比23.5%増)、営業利益20億円(同25.7%増)、経常利益19億円(同23.2%増)、最終利益12億円(同48.6%増)、EPS42.20円を見込む。

・売上高:130億円(同23.5%増)
・営業利益:20億円(同25.7%増)
・経常利益:19億円(同23.2%増)
・最終利益:12億円(同48.6%増)
・EPS:42.20円

計画に対する進捗率は、売上高44.6%、営業利益80.4%、経常利益81.4%、最終利益88.0%と高水準だ。

・売上高:44.6%
・営業利益:80.4%
・経常利益:81.4%
・最終利益:88.0%

一見すると上ぶれ必至に見えるが、内藤裕紀社長は想定より良かったことを認めつつ、「予想を修正するタイミングではない」とコメント。下期リリースの新規3タイトルの状況を見極めたいとのこと。今回の決算でもWeb3に並んで注目ポイントになる。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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