ソニーG、第3四半期決算は営業利益1.5％増の1兆0797億円と増益　セグメント合計は減益も全社費用及びセグメント間取引消去の減少で

ソニーグループ<6758>は、本日(2月2日)、2023年3月期 第3四半期累計(22年4月～22年12月)の連結決算(IFRS)を発表し、売上高及び金融ビジネス収入8兆4762億8700万円(前年同期比10.7%増)、営業利益1兆0797億4200万円(同1.5%増)、税引前利益1兆0357億1100万円(同0.8%増)、最終利益8089億6800万円(同4.9%増)だった。

・売上高及び金融ビジネス収入:8兆4762億8700万円(同10.7%増)
・営業利益:1兆0797億4200万円(同1.5%増)
・税引前利益:1兆0357億1100万円(同0.8%増)
・最終利益:8089億6800万円(同4.9%増)

■セグメント別の状況

各セグメントの営業利益の合計値は前年同期比でマイナスとなったが、全社（共通）及びセグメント間取引消去が減ったことで営業利益がプラスとなった。セグメントごとの業績は以下のとおり。後ほど決算説明会を踏まえて報じる。

■ゲーム&ネットワークサービス
・売上高及び金融ビジネス収入:2兆5714億円(前年同期比24.0%増)
・営業利益:2111億4200万円(同18.4%減)

■音楽
・売上高及び金融ビジネス収入:1兆0311億3600万円(同25.4%増)
・営業利益:2026億6700万円(同25.8%増)

■映画
・売上高及び金融ビジネス収入:1兆0103億8200万円(同9.0%増)
・営業利益:1037億2000万円(同49.7%減)

■エンタテインメント・テクノロジー&サービス
・売上高及び金融ビジネス収入:1兆9821億7800万円(同7.4%増)
・営業利益:2125億0200万円(同5.3%減)

■イメージング&センシング・ソリューション:
・売上高及び金融ビジネス収入:1兆0533億5900万円(同28.3%増)
・営業利益:1805億2700万円(同24.6%増)

■金融
・売上高:9612億6600万円(同23.4%減)
・営業利益:1901億9700万円(同85.9%増)

■その他
・売上高:651億2600万円(同11.8%減)
・営業利益:167億7500万円(同19.9%減)

■2023年3月期の業績見通し

2023年3月期の業績は、売上高及び金融ビジネス収入11兆5000億円(前期比15.9%増)、営業利益1兆1800億円(同1.9%減)、税引前利益1兆1200億円(同0.2%増)、最終利益8700億円(同1.4%減)、EPS0.00円を見込む。従来予想から修正を行っている。

・売上高及び金融ビジネス収入:11兆5000億円(同15.9%増)
・営業利益:1兆1800億円(同1.9%減)
・税引前利益:1兆1200億円(同0.2%増)
・最終利益:8700億円(同1.4%減)
・EPS:0.00円

計画に対する進捗率は、売上収益73.7%、営業利益91.5%、税引前利益92.5%、最終利益93.0%となっている。

売上高及び金融ビジネス収入:73.7%
・営業利益:91.5%
・税引前利益:92.5%
・最終利益:93.0%