【ゲーム株概況(2/2)】人気女性VTuberのライブの制作に参加のユークスが高値更新　国内証券が目標株価引き上げのカプコンは3日ぶりに反発

2月2日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比55.17円高の2万7402.05円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株高を受けて国内市場も買いが先行したものの、為替が1ドル＝128円台まで円高方向に振れたことで、上値が押さえられる形になった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ユークス<4334>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。1月31日に人気女性VTuberグループ「ホロライブ」の「星街すいせい」の2ndライブの制作に独自の技術「ALiS ZERO」で参加したことを明らかにしたことが市場の関心を集めているようだ。

また、gumi<3903>が3日続伸した。gumiは、先日クルーズ<2138>の子会社であるCROOZ Blockchain Labと新規ブロックチェーンゲームの共同開発を行うと発表したことが引き続き買い材料となっているもよう。

ほか、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が大幅高となり、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を4500円から5000円に引き上げたカプコン<9697>は3日ぶりに反発した。

半面、オルトプラス<3672>や東京通信<7359>、サイバーステップ<3810>などが売られた。

『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル』の3月31日付でサービス終了することが業績面に大きな影響を与えることが懸念されるKLab<3656>は変わらずを挟んで7日続落した。