ソニーG、第3四半期のゲーム事業は「PS5」ハード販売伸び売上高が53%増の1兆2465億円と急伸 ソフト販売好調で営業益も25%増の1162億円と大幅増益
ソニーグループ<6758>は、2023年3月期 第3四半期(2022年10~12月)のゲーム&ネットワークサービス分野の業績について、売上高が前年同期比53.3%増の1兆2465億円、営業利益が同25.1%増の1162億円と大幅増収増益となったことを明らかにした。
同社では、ハードウェアの販売増や為替の影響に加えて、ファーストパーティー・ソフトウェアの増収が主な要因。Bungie買収費用などの費用増を吸収しての大幅な増益となった。
ハードウェアの販売増は、主に「プレイステーション5(PS5)」によるもので、その販売台数は710万台となり、発売以来、四半期ベースで過去最高だった。
4月から社長就任が決定した十時裕樹氏は、「(PS5について)需要があっても、お客様にモノを届けることができなかった。我々はそこで生産キャパシティを思い切り引き上げ、1台でも多くお客様に届けることを行っている」とコメントした。
なお、好調な決算を踏まえて、2023年3月通期の営業利益の見通しを2250億円から150億円引き上げ、2400億円とした。「PS5」の販売台数についても通期計画1800万台から1900万台に引き上げた。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758