DLE、23年3月期の業績を下方修正 営業利益4000万円から一転して3億9000万円の赤字予想に 映像制作の受託やSP関連の受注低迷
ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、2月13日、2023年3月期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高19億円(前回予想29億円)、営業損失3億9000万円(同4000万円の利益)、経常損失3億9000万円(同4000万円の利益)、最終損失4億1000万円(同1000万円の利益)とした。
・売上高:19億円(前回予想29億円)
・営業損失:3億9000万円(同4000万円の利益)
・経常損失:3億9000万円(同4000万円の利益)
・最終損失:4億1000万円(同1000万円の利益)
IP・コンテンツ・ブランド関連においては、新規 IP 関連の映像制作受託が不振であったこと、海外セレブを活用する案件の多くが翌期にずれ込む見込みとなったこと、及びNFT 事業に関し暗号資産市場の混乱から事業開始が大幅に遅れたことなどから、売上高は前回予想数値と比較して、5億円程度下回る見通しとなった。
セールスプロモーション関連においては、異動、退職等に伴う新たな人材の採用に時間がかかったこと、継続的に受注していた大型案件が受注できない見込みとなったこと、及びマーケティング事業の収益化に時間を要したことなどから、売上高は前回予想数値と比較して、4億円程度下回る見通しとなった。
ゲーム・アプリ関連においては、既存ゲームの課金収入が想定には届かず、売上高は前回予想数値と比較して、若干下回る見通しとなった。
その他においては、株式を取得した子会社が連結対象となる期間が、関係当局の承認に時間を要し短くなったことの影響などから、売上高は前回予想数値と比較して、1億円程度下回る見通しとなった。
販売費及び一般管理費においては、予算から大きく乖離する支出等はないものの、中長期成長に向けた新規事業に対する一定の開発支出は継続しており、減収の影響が非常に大きく、営業利益、経常利益及び最終利益は、前回予想数値と比較して、大幅に下回る見通しとなった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エル・イー(DLE)
- 設立
- 2001年12月
- 代表者
- 代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高17億500万円、営業損益5億5900万円の赤字、経常損益5億9000万円の赤字、最終損益5億2000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3686