【ゲーム株概況(2/24)】東京通信が8連騰　国内証券が格上げのガンホーは昨年8月以来の2500円台回復　「英雄伝説 閃の軌跡」のスマホゲームを材料にファルコムが動意づく

2月24日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比349.16円高の2万7453.48円で取引を終えた。次期日銀総裁候補の植田和男氏の衆議院での所信を受け、金融政策の引き締めへの警戒感が和らいだことが市場の上昇につながった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>が8日続伸して、この日もストップ高となった。持株会社体制への移行の準備が進み、次の成長をにらんだ体制作りが着々と進んでいるとの見方が強まったようだ。

また、ガンホー<3765>が3日続伸し、終値ベースで昨年8月10日以来となる2500円台を回復した。ガンホーは、いちよし証券が同社の投資判断を「B」から「A」に格上げしたことが新たな株価の刺激材料となったもよう。

ほか、エディア<3935>が昨年来高値を更新し、アエリア<3758>やケイブ<3760>、コムシード<3739>なども買われた。

半面、ガーラ<4777>が反落し、Aiming<3911>やグリー<3632>、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>も売られた。

日本ファルコム<3723>は、TVアニメ「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」を原作としたスマホゲーム『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』の事前登録をUSERJOYが開始したことを材料に一時1249円まで買われる場面があったが、結局は往って来いの動きとなった。