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ユークス<4334>は、3月10日、2023年1月期の連結決算を発表、大幅な増収、営業増益を達成した。
売上高42億9900万円(前年同期比18.4%増)
営業利益9億4800万円(同36.3%増)
経常利益10億9200万円(同12.7%増)
最終利益8億8300万円(同4.1%減)受託ソフトは、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」(略称「AEW」)から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲーム「AEW: Fight Forever」のTHQ Nordicからの発売が決定し、2023年のリリースが予定されている。
XR事業分野は、自社オリジナル技術であるAR Live System「ALiS ZERO」が引き続き複数のライブ開催に寄与した。2022年5月、6月には「あんさんぶるスターズ !!DREAM LIVE -6th Tour“Synchronic Spheres”–」、2022年11月、12月には「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -7th Tour “Allied Worlds”-」(主催:Happy Elements/スタライプロジェクト)において、同社独自の技術により担当楽曲およびMCのCG制作業務を担当した。
2022年7月にはFull Throttle4 1stアルバム発売記念バーチャルライブイベント「Full Throttle4 LIVE 2022 “RECEPTION PARTY”」(主催:インクストゥエンター HoneyWorks)のCG映像を制作した。2022年9月に行われたイベント「プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭」(主催:セガ/Colorful Palette)において初音ミクのリアルタイムCGを提供した。
2022年11月、12月には 「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3DCG LIVE “HYPED-UP 02”」(主催 ・企画 :Dazed)においてモーションキャプチャー収録、CGモデル・アニメーション制作を担当した。2023年1月、2月には「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will -」(主催:セガ/Colorful Palette/クリプトン・フューチャー・メディア)においてリアルタイムCG制作を担当した。
2023年1月には 「Hoshimachi Suisei 2nd Solo Live “Shout in Crisis” 」 ( 主催:カバー /hololive production/hololive)のCGライブ制作に参加した。2023年1月に発表されたバンダイナムコアミューズメントの「ポラポリポスポ」において、楽器演奏シーンを含むリアルタイムモーションキャプチャーによるライブ制作を担当した 。
また、2022年9月30日を以て活動休止を発表した、同社コンテンツの 「AR performers」においては、最後のライブ「Be A’LIVE」を、2022年9月25日に池袋HUMAXシネマズにて開催した。
パチンコ・パチスロ分野は、引き続き複数タイトルの画像開発プロジェクトを受託しており、開発が順調に進行した。
パブリッシング事業分野は、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム『DCデュアルフォース』を制作中であり、2023年夏リリース予定だ。
そのほか、モバイルコンテンツ分野も複数のプロジェクト開発が進んでいる。
■2024年1月期は大幅な増収増益を見込む
なお、2024年1月期通期の連結業績予想については、ゲーム、パチンコ・パチスロ、モバイル各分野において、複数のプロジェクトの開発が進んでおり、以下のとおりの大幅な増収増益を見込んでいる。売上高79億2300万円(前期比84.3%増)
営業利益16億1500万円(同70.4%増)
経常利益16億2200万円(同48.5%増)
最終利益11億9200万円(同35.0%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334