日本ファルコム<3723>は、2025年9月期における研究開発費の総額が前期比3.7%減の6億3000万円となった。前の期(2024年9月期)の実績は6億5400万円で、前年比ではマイナスとなったものの、引き続き高水準の研究開発費を計上している。
同社は、コンテンツメーカーとして、ゲームソフトを通じてユーザーに夢と感動を与え、市場の真のニーズを把握し、良質かつ高感度の製品を供給することを目的として研究開発活動を行っている。現在の活動では、従来のゲームソフト開発に加え、ネットワークや通信を利用したゲームソフトのための技術革新や新規製品開発にも取り組んでいる。
研究開発体制については、技術革新に関する活動をクリエイティブユニットで実施している。ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStationや任天堂のNintendo Switch 2およびNintendo Switch、PCゲームなどのプラットフォームに対応し、ビジュアル機能の高度化に伴うデジタルグラフィックや3Dの最先端技術研究とその自社製品への取り込みを図っている。
また、ゲームソフト制作支援ツールの研究開発、開発の合理化およびクオリティ向上を目的とする研究等を行い、これらの成果を全社で共有することで、制作の効率化と技術基盤の集約を可能としている。製品開発プロジェクトは、クリエイティブユニットとデザインユニットの連携により進められ、進捗状況に応じた人員と経営資源の配置が行われている。
研究開発の成果として、以下のゲームソフトを制作・発売した。
・Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation5/Steam向け『空の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』(2025年9月19日発売)
・Nintendo Switch 2向け『イースⅩ -Proud NORDICS-』(2025年7月31日発売)
・PlayStation5向け『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ -THE END OF SAGA-』『英雄伝説 創の軌跡』(2025年8月21日発売)
・PlayStation5向けソフト『イースⅧ -Lacrimosa of DANA-』『イースⅨ -Monstrum NOX-』(2025年7月31日発売)
なお、研究開発費の推移は以下の通り。

会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高26億1200万円、営業利益13億4000万円、経常利益13億6400万円、最終利益9億300万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723