coly、23年1月期決算は売上高15％減、2億円の営業赤字を計上　運営中ゲームの伸び悩みと新作『&0』の早期サービス終了で

coly<4175>は、3月16日、2023年1月期の決算（非連結）を発表、運営中ゲームの売上の伸び悩みと、新作ゲームの早期でのサービス終了を判断したことにより前期比で売上が減少した。

また、損益については、新規施策・新規事業への先行投資を進めたことで赤字計上となった。なお、最終赤字が膨らんでいるのは、投資有価証券評価損6800万円などを特別損失として計上したことなどが影響している

売上高55億3700万円（前々期比15.1％減）
営業損益2億700万円の赤字（前年同期14億9800万円の黒字）
経常損益2億600万円の赤字（同14億6600万円の黒字）
最終損益3億2000万円の赤字（同9億6400万円の黒字）

モバイルオンラインゲームに関しては、新作『&0』のリリース、運営中の各ゲーム作品の各種施策の実施、新規ゲームタイトル開発を複数同時に進行できる体制の構築に取り組んだ。しかし、既存タイトルの『スタンドマイヒーローズ』と『魔法使いの約束』の売上の伸び悩みに加え、新作『&0』のサービス終了を判断したことにより前期比で売上が減少した。

また、MD（マーチャンダイジング）に関しては、2022年4月に同社初となる常設店舗「coly more! 池袋PARCO店」の開店、リアルイベントの実施などに取り組んだ。

■今期業績予想は非開示
2024年1月期通期の業績予想は、合理的かつ信頼性のある業績予想の提示が困難なため、非開示としている。