ブシロード、IPの創出や雑誌・書籍の出版、コミックWEBサイトの企画・運営を行う子会社ブシロードワークスを設立

ブシロード<7803>は、4月25日、連結子会社ブシロードクリエイティブの事業の一部を会社分割（新設分割）し、新設する子会社ブシロードワークスに承継することを発表した。

ブシロードワークスは、知的財産権（IP）の創出や雑誌・書籍の出版、コミックWEBサイトの企画・運営に関する事業をブシロードクリエイティブより承継する。

ブシロードグループは、IPを軸にアニメ、ゲーム、音楽、イベント、MDなど様々な事業展開を行うIPディベロッパーを基本戦略とし、2022年8月に公開した中期経営計画においては、IPディベロッパー2.0「Global Mega Character Platform 戦略」を打ち出し、IPプラットフォームとして世界的に展開を広げ、IPへの接点の多様化とグローバルな顧客開拓に努めている。

今回の新設会社への事業承継は、本戦略の遂行に当たってIP創出の重要性がさらに高まっており、IP創出を量・質ともに向上させ、新規IPの創出により一層力を入れていくための体制を整えることを目的としている。

なお、新設分割の当事会社は、いずれもブシロードの100％子会社であるため、連結業績に与える影響は軽微だが、将来にわたって企業価値向上に寄与するものであると考えているという。今後、適時開示の必要性が生じた場合には、速やかに開示するとしている。