ガンホー、第1四半期(1~3月)決算は売上高28%増、営業益13%増に 『パズドラ』の11周年記念イベントが貢献 GravityのRagnarok関連タイトルも寄与

  • ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、5月11日、2023年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、主力の『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)が2月20日にサービス開始11周年を迎え、記念イベントを実施したことや、子会社GravityのRagnarok関連タイトルが引き続き寄与したことで増収増益を達成した。

    売上高307億2200万円(前年同期比28.3%増)
    営業利益84億8300万円(同13.2%増)
    経常利益88億2800万円(同11.6%増)
    最終利益51億5000万円(同6.8%増)

    既存ゲームについては、『パズドラ』が2月20日にサービス開始から11周年を迎えた。11周年を記念したイベントの実施をはじめ、引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーションなど、継続的にアップデート及びイベントを実施し、MAUは堅調に推移した。

    Nintendo Switch向け対戦ニンジャガムアクションゲーム『ニンジャラ』は、コラボレーションイベントやオンライン大会の実施、テレビアニメの放送、幅広いクロスメディア展開に引き続き取り組み、2月14日には世界累計1000万ダウンロードを突破した。

    子会社Gravityおよびその連結子会社が配信しているRagnarok関連タイトルは継続的なアップデート及びイベントの開催により、引き続き連結業績に寄与した。

    ■通期予想は引き続き非開示
    なお、2023年12月期通期の連結業績見通しは引き続き非開示。同社はコンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る