日本一ソフト、23年3月期決算は営業益52%減の7億4500万円 予想下振れ 『魔界戦記ディスガイア7』が当初計画より落ち込む

日本一ソフトウェア<3851>は、5月12日、2023年3月期の連結決算を発表し、売上高48億3300万円(前の期比15.4%減)、営業利益7億4500万円(同52.4%減)、経常利益9億4100万円(同44.3%減)、最終利益6億7200万円(同47.2%減)と大幅減収で着地した。

・売上高:48億3300万円(同15.4%減)
・営業利益:7億4500万円(同52.4%減)
・経常利益:9億4100万円(同44.3%減)
・最終利益:6億7200万円(同47.2%減)

 

■『魔界戦記ディスガイア7』が当初計画より落ち込み計画下回る

また、従来発表していた業績予想に対して、売上高で13.5%、営業利益で27.4%、経常利益で23.9%、最終利益で19.0%下回ったという。

同社では、その要因について、国内市場では新作と過去作のリピート販売の売上が好調に推移した一方、『魔界戦記ディスガイア7』の販売本数が当初計画より落ち込んだこと、海外市場における売上が巣ごもり需要の反動で落ち込んだため、としている。

主力のゲーム事業では、

・『夜廻三』
・『void* tRrLM2();//ボイド・テラリウム2』
・『グリムグリモア OnceMore』
・『魔界戦記ディスガイア7』

などの合計5タイトルを発売したほか、来期以降に発売を予定している『シカトリス』等の開発を進めたという。

 

■2024年3月期の業績予想は未定

なお、2024年3月期の業績予想は非開示ではなく未定とした。新規IPである『シカトリス』等を国内に向けて発売するほか、前期国内で発売した『魔界戦記ディスガイア7』については北米・欧州・アジア地域に向けて発売する予定だ。

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高48億3300万円、営業利益7億4500万円、経常利益9億4100万円、最終利益6億7200万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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