壽屋、第3四半期決算は26%増収も円安と原材料高で営業益は4%増にとどまる にじさんじ&hololiveフィギュア好調、自社IPのプラモも貢献
壽屋(コトブキヤ)<7809>は、5月15日、2023年6月期 第3四半期累計(22年7月~23年3月)の決算を発表し、売上高133億2100万円(前年同期比26.8%増)、営業利益19億6200万円(同3.8%増)、経常利益19億1100万円(同1.7%増)、最終利益13億2000万円(同1.0%増)だった。
・売上高:133億2100万円(同26.8%増)
・営業利益:19億6200万円(同3.8%増)
・経常利益:19億1100万円(同1.7%増)
・最終利益:13億2000万円(同1.0%増)
同社では、自社IP『メガミデバイス』や『にじさんじ』『ホロライブプロダクション』のフィギュア製品の販売が好調だったほか、『メガミデバイス』『フレームアームズ・ガール』『創彩少女庭園』などの自社IPのプラモデルの販売が好調に推移した、としている。
売上の伸びに対して、利益が1桁台前半とやや伸び悩んでいるように見受けられる。同社によると、これは主に急激な円安に加えて、高インフレ環境に伴う原材料費の上昇に伴い、仕入れコストが上昇したため。
■2023年6月期の業績見通し
2023年6月期の業績は、売上高175億円(前期比22.4%増)、営業利益24億円(同2.7%増)、経常利益23億1000万円(同1.0%減)、最終利益16億0300万円(同1.1%減)、EPS609.49円を見込む。順調に進捗しており、業績予想に変更はないとのこと。
・売上高:175億円(同22.4%増)
・営業利益:24億円(同2.7%増)
・経常利益:23億1000万円(同1.0%減)
・最終利益:16億0300万円(同1.1%減)
・EPS:609.49円
会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高163億7900万円、営業利益16億5600万円、経常利益16億円、最終利益11億300万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809