【ゲーム株概況(5/22)】ガンホーが高値更新…一時2900円台乗せ　任天堂は6000円台を回復　みずほ証券が目標株価引き上げもKADOKAWAはさえない

5月22日の東京株式市場では、日経平均は8日続伸し、前日比278.47円高の3万1086.82円で取引を終えた。日経平均が終値で3万1000円台に乗せたのは1990年7月以来となる。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>やmonoAI technology<5240>など、比較的に上場歴の浅い銘柄の一角に物色が向かう展開となった。

また、ガンホー<3765>が続伸して一時2900円台乗せを示現した。ガンホーは、いちよし証券が目標株価を3200円から4200円に引き上げたことも市場の評価につながっているようだ。

大手ゲーム株では、任天堂<7974>は終値で再び6000円台を回復し、カプコン<9697>も4日続伸と強さを見せた。

半面、みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を3300円から3900円に引き上げたKADOKAWA<9468>はさえない。

ほか、グリー<3632>やKLab<3656>などが売られ、4ケタ大台が1つの心理的な壁となっているクルーズ<2138>はこの日は一時1019円まで買われた後、マイナス圏に沈んだ。