【ゲーム株概況(6/5)】enishが一時S高　国内証券が高評価の円谷フィールズHDとセガサミーHDがともに続伸　動画NETトレカで動きのアクセルマークはS高

6月5日の東京株式市場では、日経平均は上げ幅を拡大して3日続伸し、前日比693.21円高の3万2217.43円で取引を終えた。日経平均が終値で3万2000円台を回復するのは、1990年7月以来、約33年ぶりとなる。前週末の米国市場の急騰の流れを受け、国内市場も朝方から先物主導で買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が一時ストップ高した。enishは、直近で証券専門紙の記事を受けて動意づいていたが、同紙の新たな記事がこの日は株価を刺激する格好となったようだ。

また、東海東京証券が投資判断を「アウトパフォーム」に格上げした円谷フィールズHD<2767>が3日続伸し、同証券が目標株価を3060円から3830円に引き上げたセガサミーHD<6460>は5日続伸した。

東証プライム市場への市場区分の変更が承認されたことを材料に前週末に買われていたANYCOLOR<5032>は大幅続伸した。

ほか、前週末にプレイシンクと連携し、メディアミックスプロジェクト「HIGH CARD」の世界初デジタルコレクションサービス「HIGH CARDデジタルトレカコレクション」を開始したことを発表したアクセルマーク<3624>はストップ高した。

半面、ケイブ<3760>やKLab<3656>が売られ、ウルフズベインとブルームズとの3社共同によるアニメの製作および海外への販売を中心としたプロジェクトを開始したことを発表したサイバーステップ<3810>もさえない。