東映アニメ、スタンダード市場の上場維持基準への適合に向けた計画の2023年3月時点の進捗状況を公開…流通株式比率は2%上昇も基準に未達が続く
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東映アニメーション<4816>は、6月23日、スタンダード市場の上場維持基準への適合に向けた計画の2023年3月時点における進捗状況を公開した。
同社の2023年3月時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、株主数、流通株式数、流通株式時価総額は上場維持基準を大きく満たしている一方、流通株式比率は計画発表時の15.5%から17.4%に上昇したものの、上場維持基準の25.0%を満たしていない状況にあるという。
同社は、引き続き2025年3月までにスタンダード市場の上場維持基準に適合するよう、「事業法人等」に区分される株主に対し、上場維持への賛同および所有する同社株式の全部または一部を売却するよう働きかけを行っていくとしている。
また、幅広い投資家に同社への関心を高めてもらうため、統合報告書や英文開示をより充実化するなど、投資家向けの情報開示を一層強化し、安心して投資してもらえる環境整備を目指すという。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816