2023年7月10日~14日に掲載された決算の記事は以下のとおり。
■7月10日
■UUUM、2023年4月に修正した2023年5月期の業績予想の再下方修正 棚卸資産評価損の計上などで各利益項目は赤字計上に
■USEN-NEXT HD、2023年8月期の営業利益を184億円から205億円に増額 「Paravi」統合も費用先行 配膳ロボや通信、エネルギー好調
■アース・スター エンターテイメント、2023年3月期の決算は最終利益4億4900万円…メディアミックスコンテンツの原作を得意とする出版社
■徳間書店、2023年3月期の決算は最終利益3億4500万円 黒字計上も15億6600万円の債務超過
■テイパーズ、23年3月期は最終利益6300万円と黒字転換 ライブ関連ビジネスなどを展開 バンダイナムコグループが出資
■コナミグループ、2023年3月期ゲーム事業の研究開発費は23%増の437億円と過去最高 「SILENT HILL」復活に向けた取り組みやパワプロ新作開発など
■mediba、2023年3月期の決算は営業損失8400万円と赤字転落 営業外収益で経常利益は10億5500万円 「auゲーム」は5月15日にサービス終了
■11日
■ビックカメラ、第3四半期決算は営業益29%減の109億円 ゲーム好調もテレビやエアコン、調理家電苦戦 免税売上はコロナ前の5割に回復 店舗も徐々に正常化へ
■日本BS放送、第3四半期決算は営業益16%減の16億円 開局15周年番組やアニメイベント、広告宣伝強化が圧迫 アニメは毎クール40作品を放送
■シリコンスタジオ、第2四半期(12~5月)決算は売上高16%増、営業益179%増に エンターテインメント業界向け需要が好調 通期予想は据え置き
■ドリコム、2023年3月期のバンナムENT経由売上は28%増の43.7億円と過去最高 『ONE PIECEトレクル』貢献 バンナムNXは25%減の15.4億円
■DMM Bitcoin、2023年3月期の決算は売上高68%減の19億円、営業損失15億円(前年14億円の利益計上)と大幅減収・赤字転落【追記】
■ドリコム、2023年3月期の研究開発費は2.7%増の3億5400万円 メディア事業の事業開発や研究に注力 ゲーム事業は半減
■ビスティ、2023年3月期の決算は経常益33%増の119億円と大幅増収増益 「宇宙戦艦ヤマト2202」や「ゴジラ対エヴァンゲリオン」「ガンダムユニコーン」など
■ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、2023年3月期の決算は売上高5%増の612億円、営業利益6%減の246億円と増収減益
■12日
■GameWith、23年5月期決算は売上高12%増、営業益68%増に 19年5月期以来4期ぶりの最高売上高を記録 コスト効率化で利益率も大きく改善
■ケイブ、2023年5月期の単独決算は経常損失13億円と赤字幅拡大 株式報酬費用が発生 一時費用除くと実は9000万円の黒字に
■ケイブ、2023年5月期の決算は最終利益25.8億円 9.4億円の赤字から黒字転換 『モンスト』運営のでらゲーが貢献、負ののれん26.4億円も【追記】
■西武園ゆうえんち、2023年3月期の決算は最終損失3400万円…「西武園ゆうえんち」運営を横浜八景島に移管、法人としてはすでに解散
■アニメプロデュースのジェンコ(GENCO)、2023年3月期決算は最終損失2億8300万円と赤字転落 債務超過に
■DLEの子会社ちゅらっぷす、23年3月期は最終利益4400万円と黒字転換 2月にMIXIがリリースした『スピードラッシュランナーズ』の開発を担当
■ジャパンエンターテイメントの2023年3月期の決算は最終損失19億2000万円、ジャパンエンターテイメントHDの最終損失は6100万円 沖縄テーマパークの準備会社
■13日
■東宝、第1四半期(3~5月)決算は営業収入19%増、営業益28%増に 劇場版「名探偵コナン」「スーパーマリオ」などのヒットで過去最高収益を更新
■東宝、24年2月期の通期業績予想を上方修正 劇場版「名探偵コナン」「スーパーマリオ」の大ヒットが貢献 TOHO animation作品の各種事業展開も好調
■松竹、第1四半期の決算は営業益24億円と前年7億円の赤字から黒字転換 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」ヒット、歌舞伎など演劇も復調
■アカツキ、2023年3月期の研究開発費は72%増の37億4200万円と大幅増 ゲーム事業に32億円、コミック事業とその他にも投じる
■エレクトロニック・アーツ、2023年3月期の決算は最終利益1500万円…日本オフィスは2019年に閉鎖し事業撤退
■14日
■7月14日の主な決算記事…ワンダープラネット、ブロッコリー、IGポート、UUUM、エディア、バーチャルキャスト、カスタムキャスト、テイツーなど
■テイツー、2024年2月期の営業利益16億1500万円から18億円に上方修正…トレーディングカード(TCG)商材がけん引
■IGポート、2026年5月期を最終年度とする新しい中期計画を策定 売上高は前期実績比17%増の130億円、経常利益は57%増の15億円を計画
■ブロッコリー、第1四半期の決算は営業損失700万円と赤字幅縮小 TCG「Z/X」拡大、「うたプリ」関連CDや版権収入好調 人員増など先行投資響く
■UUUM、23年5月期決算は売上高2%減、1.9億円の営業赤字を計上 P2Cブランドの棚卸評価損計上で各利益項目とも赤字に
■エディア、第1四半期(3~5月)決算はコミック・電子書籍などIPストック型売上高の増加で売上高36%増に 高利益率のスポット案件の減少で利益率は低下
■IGポート、2023年5月期の決算は営業益73%増の9億9100万円…アニメ制作が採算改善し黒字転換、トレンドに沿ったコミック展開で出版も堅調
■スクエニAI&アーツ・アルケミー、23年3月期は最終損失4900万円と赤字幅が拡大 「エンタテインメントAI」の研究開発・事業推進を展開
■ワンダープラネット、第3四半期の決算は営業益1億9100万円と黒字転換 21年8月期 第4四半期以来の黒字化 『クラフィ』『ジャンプチ』堅調、費用削減も奏功
■ワンダープラネット、第3四半期(9~5月)決算は売上高18%増、赤字幅縮小に 『クラッシュフィーバー』と『ジャンプチ』が貢献 新作開発契約の変更も奏功
■カスタムキャスト、2023年3月期の決算は最終利益75%増の2100万円と3期連続の黒字達成
■バーチャルキャスト、2023年3月期の決算は最終損失7600万円と赤字幅縮小…VRシステム「バーチャルキャスト」の開発、運営、企画
■オッズ・パーク、2023年3月期の決算は14%減の62億円と2期連続の減益…公営競技の投票券の販売、払戻など
■LINE MUSIC、2023年3月期の決算は最終利益62%増の11億4900万円と大幅増益 2期連続の黒字を達成、債務超過解消