【ゲーム株概況(8/2)】映画『スラムダンク』の国内興行収入が150億円突破の東映アニメが反発 1Q決算の通過でセガサミーHDは目先の材料出尽くしに
8月2日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに大幅反落し、前日比768.89円安の3万3172.22円で取引を終えた。米国市場でのハイテク株安に加え、国内長期金利の上昇もあって日経平均は今年最大の下げ幅となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東映アニメ<4816>が反発した。東映アニメは、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の国内興行収入が150億円を突破したことや、7月28日からは全米で公開されたことが市場の関心を集めているようだ。
また、東京通信グループ<7359>やユークス<4334>、ウェルプレイド・ライゼスト<9665>なども買われた。
前日8月1日に発表した第1四半期決算が2ケタ超の増収増益となったIMAGICA GROUP<6879>は年初来高値を更新した。
半面、前日に発表した第1四半期決算は大幅な増収増益を達成したものの、通期の業績予想を据え置いたこともあって、目先の材料出尽くしとみた売り物に押されたセガサミーHD<6460>は3日ぶりに反落した。
テンダ<4198>やANYCOLOR<5032>などの下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- 株式会社IMAGICA GROUP
- 設立
- 1935年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 長瀬 文男/代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6879