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ギークス<7060>は、8月10日、2024年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、豪州のLaunch社の連結が開始となったほか、国内IT人材も引き続き順調に進捗し、大幅な増収、黒字転換を達成した。
売上高59億4500万円(前年同期比68.7%増)
営業利益2900万円(前年同期1億1900万円の赤字)
経常利益2700万円(同1億1800万円の赤字)
最終利益400万円(同9600万円の赤字)セグメント別の状況は以下のとおり。
①IT人材事業(国内) 売上高34億6000万円(前年同期比14.8%増)、セグメント利益2億8200万円(同1.8%増)
引き続き顧客企業からの需要は高く、受注単価も大きく上昇した。また、前連結会計年度より継続して行っているブランディング広告への投資の効果もあり、新規取引企業数も好調に増加した。②IT人材事業(海外) 売上高18億4000万円、 セグメント損益2100万円の赤字
1月16日(みなし取得日1月1日)より連結子会社とした豪州でIT人材サービス事業を行うLaunch Group Holdingsの損益計算書が連結対象となり業績に織り込んでいる。③G2 Studios事業 売上高5億6100万円(同27.0%増)、セグメ ント損益7400万円の赤字(前年同期2億4600万円の赤字)
バンダイナムコオンラインが配信する『アイドリッシュセブン』やバンダイナムコエンターテインメントが配信する『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』などの6本のタイトルの運営と、2本のタイトルの新規開発を行っている。フリーランスを活用し、開発状況に合わせた適切なリソースコントロールに注力している。④Seed Tech事業 売上高5200万円(同104.5%増)、セグメ ント損益900万円の赤字(前期3600万円の赤字)
Seed Tech事業は、日本とフィリピンに拠点を構え、拠点間の強固な連携でIT人材の育成を軸にした事業展開を行っている。SaaS型DX/IT人材育成サービス「ソダテク」の提供や、フィリピンセブ島へのIT留学事業、オフショア開発受託事業を行っている。⑤その他 売上高3300万円(同24.3%減)、セグメ ント利益300万円(同68.5%減)
その他の事業は、ギークスのx-Tech事業が属しており、ゴルフなどのスポーツ領域を中心としたデジタルマーケティング支援やD2C支援を行っている。 -
■通期業績予想は変更なし
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2024年3月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり
売上高280億円(前期比75.0%増)
営業利益7億円(同18.8%増)
経常利益6億8000万円(同19.7%増)
最終利益3億6000万円(同47.4%増)
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060