マーベラス、『NARUTO-ナルト-』のアミューズメントマシンを開発し中国本土で2023年秋より稼動開始

マーベラス<7844>は、この日(9月11日)、世界中で人気の作品『NARUTO-ナルト-』のアミューズメントマシンを開発し、中国本土において『火影忍者 斗牌世界』として2023年秋より順次稼動開始することを決定したので発表した。先日の第1四半期の決算発表において、シルエットのみ公表していた新作アミューズメントマシンが本作であると思われる。

『NARUTO-ナルト-』は、週刊少年ジャンプ(集英社)で1999年から2014年まで連載した、主人公の忍者 うずまきナルトが木ノ葉隠れの里の長・火影(ほかげ)を目指す姿を描いた作品で、全世界累計発行部数2億5000万部を超える漫画作品。2002年から放送したTVアニメも世界中で人気を集め、中国でも非常に高い人気を誇る。

『火影忍者 斗牌世界』は、『NARUTO-ナルト-』の世界を体験できるアミューズメントマシンで、ゲームを遊ぶと手に入るプレート「忍札」を集めてチームを編成し、バトルで勝利することで最強の称号「火影」を目指す。筐体は50インチの大型モニターを備えており、セットした「忍札」を動かすだけの直感的な操作で、大迫力の忍術バトルを楽しめる。

『NARUTO-ナルト-』のキャラクターイラストが大きく描かれた「忍札」は、レアリティにより素材やデザインが異なっており、高レアリティの「忍札」には箔押しキラ加工など豪華なデザインが施され、コレクション性を高めている。

さらに、中国内で提供されているメッセージアプリ「WeChat」のミニプログラムと連携し、ゲームの進行状況のセーブや、手に入れた「忍札」を確認できる「忍札図鑑」、「店舗の検索」などの機能を実装する予定で、中国市場に適した仕様を盛り込んでいるという。

マーベラスは、これまでアジア地域において、IP(知的財産)を活用したキッズゲームマシンやプライズ(景品)マシンを展開し、好評を得てきた。今回、『火影忍者 斗牌世界』の中国本土への投入を皮切りの一つとして、アミューズメント事業のさらなる海外展開の強化、およびマーベラスのグローバルビジネスの拡大を目指す、としている。

  

【ゲーム概要】
■ 商品名:火影忍者 斗牌世界
■ 形態:配出物型アミューズメントマシン
■ プレイ人数:1人
■ 稼動時期:2023年秋予定
■ 製作:マーベラス
■ 運営:広州華立科技股份有限公司

 

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株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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