【TGS2023】「心の怪盗団」との再会を待ちに待っていたぜ！　シミュレーションRPGになっても魅力は変わらずの『ペルソナ5 タクティカ』試遊レポート

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月21～24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」を開催している。本稿では、「セガ／アトラス」ブースにて展開されている『ペルソナ5 タクティカ』コーナーの情報をお届けしていく。

なお、『ペルソナ3 リロード』については以下の関連記事にて先んじて紹介しているのでそちらを参考にしていただきたい。

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■『P5T』はシミュレーションRPGになってもめっちゃ『ペルソナ5』だった！

『ペルソナ5 タクティカ』は、11月17日に発売を予定している、『ペルソナ5』シリーズ初のシミュレーションRPG。今回の試遊では、基本的なシステムが学べるチュートリアル的な部分をプレイすることができた。


▲試遊では「ジョーカー」、「モルガナ」に加えて新キャラの「エル」を操作できた。UIの端々にも『ペルソナ5』らしさが出ているのは嬉しいポイント。

本作はシミュレーションRPGとなるため、ターン制となっている。今回の試遊では「敵を全滅させる」という目標を確認できたが、場面によっては勝利条件が異なることもあるかもしれない。また、攻撃方法は遠距離からの射撃のほか、敵を弾き飛ばす近接攻撃がある。


▲表示されている範囲内は自由に移動可能。物陰に隠れた状態でターンを終えれば「ガード状態」となり、ダメージを受けにくくなる。

物陰に隠れながら戦うというのは、実に怪盗団らしい。さらに、ガード状態ではない無防備な敵を攻撃すると「1MORE」でもう一度行動できるようになる。『ペルソナ5』ならではの要素が数多くシステムとして落とし込まれているので、『ペルソナ5』ファンであればシミュレーションRPGの経験が無くともすんなりとルールを学ぶことができそうだ。

▲さらに、ダウンしている敵を3人で取り囲むことで範囲内の敵にダメージを与える「総攻撃」が可能になる。原作にもあるシステムがシミュレーションRPGで再現されている。


▲射撃や近接攻撃のほか、ペルソナによるスキルでの攻撃も可能。敵に状態異常を与えるものもあるので、上手く戦略に組み込んでいきたい。

そのほか、攻撃を行わずにターンを終了すると、「チャージ状態」となりユニットの能力が強化される。何が強化されるかはユニットによって異なるとのこと。


▲エルの「チャージ状態」はカバー中の対象に対して射撃でダウンを取ることができるようになるので非常に強力。

ストーリーパートにはデフォルメされた可愛いキャラたちが登場。新キャラ「エル」を加えてどのようなシナリオが展開されるのかも気になるところ。



今回の試遊時間は決して長いものではないが、原作やスピンオフを全てプレイし、まだまだ「心の怪盗団」の物語を見たい！という人にとっては心待ちとなる作品に仕上がっていることが確認できた。また、本作で初めて『ペルソナ5』シリーズに触れるという方にとっても、『ペルソナ5』の魅力が十分に伝わる作品になっていることは間違いない！


▲「セガ／アトラス」ブースでは、ソニックとモルガナの夢の共演が見られた一幕も。

▲決まった時間に開催されていた「TGS2023限定！ダンシングステージ」は前日（9月21日）と同等かそれ以上の盛り上がりを見せていた。

（取材・文 編集部：山岡広樹）

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