東京通信グループ、第3四半期(1~9月)決算は売上高26%増、4800万円の営業赤字を計上 ポイ活×カジュアルゲームが引き続き好調 新規事業への投資を継続
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東京通信グループ<7359>は、11月7日、2023年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、ポイ活×カジュアルゲームが引き続き好調に推移しているほか、「カリス」「SATORI電話占い」が堅調に推移し、大幅な増収となった。
一方、精力的に新規事業への投資を継続したこともあり、各利益項目ともに赤字幅が拡大した
売上高46億6500万円(前年同期比26.2%増)
営業損益4800万円の赤字(同3300万円の赤字)
経常損益8400万円の赤字(同200万円の赤字)
最終損益1億4500万円の赤字(同1億800万円の赤字)セグメントごとの状況は以下のとおり。
①メディア事業 売上高30億9300万円(前年同期比30.6%増)、セグメント利益2億9200万円(同25.8%増)
3月より運用開始したグローバル向けコンテンツであるハイパーカジュアルゲームアプリ『Hoarding and Cleaning』が引き続き収益に貢献した。Play-to-Earn領域においても、カジュアルゲーム×ポイ活アプリが引き続き収益貢献した。なお、重要指標である運用本数は376本となった。②プラットフォーム事業 売上高15億6500万円(同19.8%増)、セグメント利益1億4100万円(同24.3%増)
ティファレトの「カリス」や「SATORI電話占い」が堅調に推移した。重要指標である電話占いの鑑定回数は22万回となった。また、ティファレトにて10月より新規サービスとして「恋愛相談METHOD」をリリースした。推し活メッセージアプリ「B4ND」は、2023年2月のβ版開始から、ユーザビリティの改善や、著名アーティストを獲得するための営業活動を進めてきたが、2023年9月に正式版をリリースした。正式版のリリースにともない「松村沙友理」「矢吹奈子」「鈴木絢音」といった著名なアーティストが続々と参画し、サービス全体の拡大に繋げている。
③その他 売上高500万円(同70.2%減)、セグメント損益1億3300万円の赤字(前年同期6500万円の赤字)
メタバース事業、デジタルサイネージ事業、人材紹介事業、投資事業および新規事業開発などに取り組んでいる。 -
■通期予想の修正を実施
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なお、2023年12月期通期の連結業績予想については、従来予想からの修正を実施しており、以下のとおり。
売上高60億円→61億円(増減率1.7%増、前期比20.3%増)
営業損益3000万円の黒字→2億1000万円の赤字
経常利益1000万円→3億円
最終損益1億1000万円の赤字→3億4000万円の赤字
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359