まんだらけ、2023年9月期決算は売上高21%増の128億3900万円、営業利益100%増の18億7400万円と大幅増益

まんだらけ<2652>は、11月14日、2023年9月期(22年10月~23年9月)の決算を発表し、売上高128億3900万円(前の期比21.2%増)、営業利益18億7400万円(同100.6%増)、経常利益18億5200万円(同104.4%増)、最終利益12億4800万円(同112.5%増)だった。好調な月次業績から大幅な利益の伸びが予想されたが、営業・経常・最終利益はいずれも倍増となった。

・売上高:128億3900万円(同21.2%増)
・営業利益:18億7400万円(同100.6%増)
・経常利益:18億5200万円(同104.4%増)
・最終利益:12億4800万円(同112.5%増)

 

 

最新の商品からマニアックな希少品まで、新たな商材の掘り起こしと、その市場の創出と定着を図る方針を継続し、店舗にあっては増床や改装を行い、ECサイトにあっては迅速なWeb掲載推進と掲載数の増加を実践し、店頭販売と通信販売の両面で品揃えの拡大と充実を進めた。同社は、買い取りの強化告知などで、その取扱商品に対する世間の関心をとらえ、掘り起こした多種多様な商品は、店頭及びWeb上で国内外を問わずに紹介しており、全世界のコレクターをはじめ一般の顧客まで幅広く、潜在的ニーズを引き出す営業活動を展開している。

同社は基幹のPOSシステムに蓄積したデータを用いて、買い取り実績のある商品は仕入から販売、保管の状況を一貫して把握し、需要動向や在庫状況に応じ迅速で的確な価値判断をすることによって、仕入の拡充を進めている。新規取り扱いの商品は、直ちにマスタデータを登録しており、登録後もまたデータ整備と更新を欠かさずに行い、常に最新の仕入動向に基づいた確度の高い販売可能性を追求、他社に先がけてその魅力を伝え、市場の創出と育成を図っている。同社は「適正価格で買い取る」という基本方針の徹底によって多数の良質な商品を買い取り、多様な品揃えの展開で、顧客満足度を高めてきた。

販売面では、まんだらけSAHRA(サーラ)を主力としたWeb通信販売が堅調な売上を維持しており、同社独自の電脳マーケット「ありある」を加えることで、販路の拡大を進めている。また同社は、新型コロナウイルス感染症の落ち着きを背景とした、来店機会の回復傾向を受け、店舗の増床や改装によって常に新しい店頭展開を図りながら、専門的な商品紹介と多様な品揃えの拡充を通じ、顧客満足度を高めることで、売上増加に向けてきた。

 

■2024年9月期の業績見通し

2024年9月期の業績は、売上高134億8100万円(前期比5.0%増)、営業利益20億1100万円(同7.3%増)、経常利益19億8600万円(同7.2%増)、最終利益13億3800万円(同7.2%増)、EPS202.09円を見込む。

・売上高:134億8100万円(同5.0%増)
・営業利益:20億1100万円(同7.3%増)
・経常利益:19億8600万円(同7.2%増)
・最終利益:13億3800万円(同7.2%増)
・EPS:202.09円

株式会社まんだらけ
https://www.mandarake.co.jp/index2.html

会社情報

会社名
株式会社まんだらけ
設立
1987年2月
代表者
代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2652
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