オルトプラス、総額14.8億の減資で累損一掃　資本金を2.2億円、準備金を12.6億円減らす

オルトプラス<3672>は、この日(11月24日)、総額14億8500万円の減資を行うことを明らかにした。資本金を2億1972万円、資本準備金を12億6533万4798円を減らしてそれぞれ1000万円とし、繰越利益剰余金への振替処理を行い、累積損失の補填に充当する予定。

ただ、同社が発行している新株予約権が減資の効力発生日までの期間に行使した場合、新株予約権の行使に伴う新株発行により増加する資本金及び資本準備金については、同額分も合わせて減らして最終的な資本金及び準備金を1000万円とする。

2023年12月21日開催予定の定時株主総会において、承認可決されることを条件としており、効力発生日は、2024年1月31日を予定している。

同社では、貸借対照表の純資産における勘定科目の振替処理であり、同社の純資産額に変動はなく、業績に与える影響はない、としている。また、発行済株式総数にも変更はないため、1株当たりの純資産額に影響を与えるものではないとのこと。

【日程】
・取締役会決議日:2023年11月24日(本日)
・定時株主総会決議日:2023年12月21日(予定)
・債権者異議申述公告日:2023年12月26日(予定)
・債権者異議申述最終期日:2024年1月26日(予定)
・効力発生日:2024年1月31日(予定)

【追記】
12月26日付の「官報」に「資本金及び準備金の額の減少公告」が掲載された。