「ツイキャス」のモイ、第3四半期決算は営業利益74％増の1億2900万円…決済手段比率の変化と「メンバーシップ」の継続的な売上増で

モイ<5031>は、12月13日、2024年1月期 第3四半期累計(23年2月～23年10月)の決算を発表し、売上高48億2400万円(前年同期比3.2%減)、営業利益1億2900万円(同73.9%増)、経常利益1億4000万円(同85.9%増)、最終利益1億0700万円(前年同期は3200万円の損失)だった。

・売上高:48億2400万円(同3.2%減)
・営業利益:1億2900万円(同73.9%増)
・経常利益:1億4000万円(同85.9%増)
・最終利益:1億0700万円(同3200万円の損失)

重要指標の一つである月間平均ポイントARPPU(Average Revenue Per Paid Userの略、課金ユーザー一人当たりの平均課金額)は6579円(同7.7%増)と堅調に推移した。

実質売上総利益は12億8300万円(同2.8%増)となった。ポイント購入における決済手段比率の変化がさらに進んだことによる決済手数料総額の減少と、配信者を毎月定額の会員費で応援できる「メンバーシップ」の継続的な売上増加が影響した。

一方で、月間平均ポイントPU(Paid Userの略、課金ユーザー数)は減少傾向を回復するには至らず、7万5000(同11.7%減)となり、その結果、「ツイキャス」のポイント販売売上は44億5800万円(同4.9%減)となった。

■2024年1月期の業績見通し

2024年1月期の業績は、売上高66億1000万円(前期比0.1%増)、営業利益7400万円(同28.5%減)、経常利益7400万円(同29.0%減)を見込む。

・売上高:66億1000万円(同0.1%増)
・営業利益:7400万円(同28.5%減)
・経常利益:7400万円(同29.0%減)