【ゲーム株概況(12/20】テンダが上げ幅を拡大して3日続伸　子会社によるM&A発表のGENDAも続伸　国内証券が目標株価引き下げのコロプラは4日続落

12月20日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比456.55円高の3万3675.94円で取引を終えた。前日の米国市場でNYダウが過去最高値を更新した流れが波及し、国内市場も一時上げ幅600円超に達する場面があった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、テンダ<4198>が上げ幅を拡大して3日続伸した。テンダは、ECとCRMのAPIプラットフォーム「prismatix」を手掛けるプリズマティクスとパートナーシップ契約を締結したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、GENDA<9166>が続伸し、一時2900円台に乗せる場面があった。GENDAは、子会社のGENDA GiGO Entertainmentがアミューズメント施設事業などを行うプレビを来年2月1日付で買収すると発表したことが市場の関心を集めたもよう。

子会社グローバルギアが新作カジュアルゲーム『PUI PUI モルカー モルグランプリ ～ぷいっとRPG～』を本日より配信開始したKLab<3656>のほか、サンリオ<8136>や壽屋（コトブキヤ）<7809>なども買われた。

半面、大和証券が投資判断「3」を継続し、目標株価を710円から590円に引き下げたコロプラ<3668>が変わらずを挟んで4日続落した。

カヤック<3904>やフリュー<6238>なども売られ、モイ<5031>は5日続落して年初来安値を更新した。