【ゲーム株概況(1/17)】サイバーエージェントが4日ぶりに反発…国内証券が目標株価を引き上げ 第2四半期決算が大幅減収・赤字幅拡大のサイバーステップは6日続落
1月17日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比141.43円安の3万5477.75円で取引を終えた。米国のフィラデルフィア半導体株指数の上昇を受けて、国内市場も半導体関連株を中心に一時は上げ幅600円超に達する場面があった。しかし、直近の上昇による相場の過熱感もあって、次第に上げ幅を縮小し、後場に入るとマイナス圏に沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が4日ぶりに反発した。サイバーエージェントは、SMBC日興証券が投資判断は「2」を継続しながらも、目標株価は1000円から1100円に引き上げたことが市場の関心を集めたようだ。
また、前日は大引けにかけて値を消したワンダープラネット<4199>がこの日はあらためて買い直され、「IOCがオリンピック・eスポーツの日本開催を打診」と報じられたことを材料にこのところ動意づいているウェルプレイド・ライゼスト<9565>は大幅続伸となった。
ほか、コロプラ<3668>やエディア<3935>、バンダイナムコHD<7832>などが買われた。
半面、ケイブ<3760>が5日ぶりに反落し、ネクソン<3659>やガーラ<4777>が昨年来安値を更新した。ネクソンは、前日にJPモルガン証券が目標株価の引き下げを発表したことが嫌気され、5日続落となっている。
サイバーステップ<3810>は、第2四半期決算の大幅減収・赤字幅拡大での着地を引き続い嫌気され、6日続落となった。
そのほか、GENDA<9166>の下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810